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万座ハイウェー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
万座ハイウェー料金所(2019年5月)
万座ハイウェー万座温泉側入口(2019年5月)

万座ハイウェー(まんざハイウェー)は、群馬県吾妻郡嬬恋村にある一般自動車道西武リアルティソリューションズが管理運営を行っている有料道路である。

概要

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嬬恋高原から万座温泉まで本白根山の中腹を登って行く総距離は20.3kmの高原道路。通行料金は普通車で片道1070円(税込)[注 1]道路交通法による一部車両通行規制が行われており、歩行者・自転車は通行は出来ない。

峠の茶屋(白糸の滝入口)から進入すると自動車専用の標識が設置され、50cc以下の原動機付自転車及び125cc以下の自動二輪車の進入は禁止される。

万座温泉付近の開発を行っていた西武鉄道グループが、1973年12月1日に供用を始める。万座ハイウェーと鬼押ハイウェーと併せて「浅間白根火山ルート」という[1]。冬季は、同地区を結ぶ国道292号が閉鎖されるため唯一のアクセス路となる。

料金所より山頂寄りでつまごいパノラマライン北ルートと立体交差するが、相互接続はされておらず出入りはできない。

道路周辺は標高1000mを超える高原地帯となっており、嬬恋プリンスホテルや嬬恋ゴルフコース、嬬恋牧場や白樺林があり、南方に浅間山を望むこともできる[1]。また道路の山頂部では、万座温泉を中心としたリゾート開発により万座温泉スキー場や温泉宿のホテルが集まっている。山頂で交差する群馬県道466号牧干俣線(万座道路)を経て志賀草津道路に出れば、草津温泉志賀高原方面へ向かうことができる。

脚注

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注釈

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  1. ^ 2019年10月料金改定。それまでは1050円だった。なお支払い方法は現金のみである。

出典

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  1. ^ a b 須藤英一 2013, p. 68.

参考文献

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  • 須藤英一『新・日本百名道』大泉書店、2013年。ISBN 978-4-278-04113-2 

関連項目

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外部リンク

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