日本庭園 (万博記念公園)
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日本庭園 Japanese Garden | |
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日本庭園内の近世地区(2013年11月) | |
分類 | 自然公園(日本庭園) |
所在地 | |
座標 | 北緯34度48分51.7秒 東経135度31分54.6秒 / 北緯34.814361度 東経135.531833度座標: 北緯34度48分51.7秒 東経135度31分54.6秒 / 北緯34.814361度 東経135.531833度 |
面積 | 260,000m2 |
開園 | 1970年3月13日[1] |
設計者 |
日本公園緑地協会 田治六郎(主任設計者)[2] |
運営者 |
日本万国博覧会協会(1970年 - 1971年) 日本万国博覧会記念協会/機構(1971年 - 2014年) 大阪府(2014年 -) |
設備・遊具 | 庭園 |
告示 | 昭和43年大阪府告示第123号 |
事務所 | 大阪府日本万国博覧会記念公園事務所 |
事務所所在地 | 大阪府吹田市千里万博公園1-1 万博記念ビル |
公式サイト | 日本庭園(万博記念公園ウェブサイト) |
日本庭園(にほんていえん、英: Japanese Garden)は大阪府吹田市の万博記念公園内にある日本庭園である。「日本万国博覧会記念公園日本庭園」として国の登録記念物に登録されている[3][4]。
1970年に日本万国博覧会の出展の一つとして、日本政府が造園した面積26ヘクタールの池泉回遊式庭園である。設計及び施工指導は田治六郎。上代・中世・近世・現代の4庭園で構成され、各時代の様式を一堂に見ることができる「庭園博物館的な機能」を兼ね備える。
概要
[編集]1970年に開かれた日本万国博覧会に合わせて日本政府の出展として造園された。博覧会閉会後も残され現在も当時の姿を残している。
園内には、「上代庭園」・「中世庭園」・「近世庭園」・「現代庭園」と4つの地区があり、それぞれの景観が楽しめる。
- 西端区(上代庭園)
- 山谷区(中世庭園)
- 山麓区(近世庭園)
- 江戸時代初期に範を取った近世風の庭園。お祭り広場と近接し休憩所を備えた中央門を設け、12,000m2の池(心字池)や背景に標高60mの芝山を築いた。
- 東端区(現代庭園)
- 伝統を継承しつつ殻を破ろうとする試みを両立させた新たな創作を表現した未来を象徴する現代的な庭園。すり鉢を2分した形で底部に錦鯉や金魚を入れた観魚池や蓮池や菖蒲田等を設け水生・水辺植物を配置し山腹に休憩所を置き北摂連山を遠望する形とし周辺はクヌギの疎林や段々畑型の花壇を配する。
データ
[編集]- 庭園面積 - 260,000m2
- 芝生面積 - 47,600m2
利用情報
[編集]交通アクセス
[編集]- 万博記念公園駅 - 自然文化園など
- 公園東口駅 - 国立民族学博物館・大阪日本民藝館・万博記念競技場・日本庭園など、記念公園東口
- 山田駅 - フットサルコート・パークゴルフなど、記念公園西口
- 茨木市駅・茨木駅から近鉄バス
脚注
[編集]- ^ (日本万国博覧会政府出展報告 1971, p. 306)
- ^ 「万国博覧会と日本庭園」『公園緑地』第30巻第3号、日本公園緑地協会、1970年3月、4頁、NDLJP:3296572/4。
- ^ 文化審議会の答申(史跡名勝天然記念物の指定等)(文化庁報道発表 、2024年6月24日)。
- ^ 令和6年10月11日文部科学省告示第150号。
参考文献
[編集]- 「万博記念公園 日本庭園」
- 通商産業省企業局 編「IV 日本庭園――出展の経緯とその内容」『日本万国博覧会政府出展報告』通商産業省、1971年3月。doi:10.11501/11940774。
- 『日本万国博覧会公式記録 第1巻』日本万国博覧会記念協会、1972年3月。doi:10.11501/11957254。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 日本庭園 - 万博記念公園ウェブサイト
- 万博記念公園 日本庭園(日本の庭園100選) - archive.today(2013年11月20日アーカイブ分)