一郷正道
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一郷 正道(いちごう まさみち、1941年[1] - )は、日本の仏教学者。文学博士(京都大学・1986年)。元京都産業大学教授、大谷大学教授、京都光華女子大学・同短期大学部学長。岡崎教区第34組真勝寺住職。
略歴
[編集]静岡県生まれ。1959年(昭和34年)、静岡県立静岡高等学校卒業[2]。1963年(昭和38年)、大谷大学文学部仏教学科卒業[3]。1967年(昭和42年)、ワシントン州立大学極東学部大学院入学[3]。1969年(昭和44年)、京都産業大学講師[4]、1970年(昭和45年)、京都大学大学院文学研究科博士課程宗教学(仏教学)専攻単位取得後退学[3]。1981年(昭和56年)、京都産業大学教養部教授[3]。1986年(昭和61年)、文学博士(論文博・京都大学[3])。1997年(平成9年)、大谷大学文学部教授[3]。2007年(平成19年)、京都光華女子大学・同短期大学部学長[3]。専門は仏教学[3]。岡崎教区第34組真勝寺住職[3]。
著書
[編集]- 『2015年安居次講 ハリバドラの伝える瑜伽行中観派思想』 東本願寺出版 2015.7
- 『瑜伽行中観派の修道論の解明 : 『修習次第』の研究』 一郷正道研究代表 ;小澤千晶, 太田蕗子 共同編集 一郷正道 2011.3
- 『大乗仏典』 田村智淳 ; 一郷正道 訳 中央公論新社 2004.1
- 『大乗仏典』 田村智淳 著 中央公論新社 2003.12
- 『インドの文化と論理 : 戸崎宏正博士古稀記念論文集』 赤松明彦 編 九州大学出版会 2000.10
- 『岩波講座・東洋思想第八巻インド仏教I』 共著 岩波書店 1991.12
- 『中観荘厳論の研究 : シャーンタラクシタの思想』 文栄堂書店 1985.9
- 『三昧王経』 田村智淳 訳 中央公論社 1980.9-1980.12
- 『三昧王経』 田村智淳, 一郷正道 訳 中央公論社 1975.1-1975.9
- 『ハリバドラの伝える瑜伽行中観派思想』 真宗大谷派宗務所教育部編 東本願寺出版部 2015.7
- 『Madhyamakālaṁkāra of Śāntarakṣita with his own commentary of vṛtti and with the subcommentary or Pañjikā of Kamalaśīla』 critically edited by Masamichi Ichigō Bun-eido 1985
脚注
[編集]- ^ “一郷 正道 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2022年12月25日閲覧。
- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 151頁。
- ^ a b c d e f g h i 法蔵館 一郷正道 プロフィール
- ^ researchmap 一郷正道