一人の息子
一人の息子 | |
---|---|
One Son | |
監督 | 谷健二 |
脚本 | 佐東みどり |
製作 | 宇都木基至 |
出演者 |
馬場良馬 玉城裕規 水崎綾女 弓削智久 竹下景子 |
音楽 | 洞澤徹 |
主題歌 | ReN「Lights」 |
撮影 | 吉田新時 |
制作会社 | セブンフィルム |
製作会社 | 「一人の息子」製作委員会 |
配給 | セブンフィルム/トキメディアワークス |
公開 | 2018年7月7日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『一人の息子』(ひとりのむすこ、英題:英: One Son)は、2018年7月7日に公開された日本映画。馬場良馬と玉城裕規によるW主演で、監督はこれが長編第3作目となる谷健二。
2017年10月に群馬県にて撮影され、2018年4月7日に第32回高崎映画祭でワールドプレミアが行われた。
あらすじ
[編集]主人公の山内樹は、テレビのディレクターとしての仕事をこなし、淡々とした日常を過ごしている。
ある日、樹は父・正志が危篤状態で病院に運ばれたとの連絡をうける。
父とは上京してからは、あまり交流がなかったが、父子家庭だったこともあり、特別の思いを抱いていた。
地元・群馬の病院にかけつけ、叔母である郁子に久々に会う。
父親がもう長くないことを知らされ覚悟を決めていく中で、生命保険会社から受取人に関しての相談を受ける。
その内容とは、受取人の名前に樹と、もう一人の聞いたことのない男、倉田歩にも相続するとの内容であった。
倉田歩とは引越屋で働く青年で母子家庭で育った青年であった。
樹は、歩のことを調べ始めて、自分の出生の秘密を知る。
登場人物
[編集]- 山内樹
- 演 - 馬場良馬
- 主人公。テレビのディレクター。
- 倉田歩
- 演 - 玉城裕規
- 引越屋の社員。
- 樋口香織
- 演 - 水崎綾女
- 引越屋の手伝い。
- 新山功治
- 演 - 弓削智久
- 山内樹の上司。
- 三田村清太郎
- 演 - 篠原篤
- 倉田歩が務める引越屋の社長。
- 市宮洋介
- 演 - 根本正勝
- 倉田歩の先輩。
- 阿部
- 演 - 高崎翔太
- 山内樹のAD。
- ササヤマ
- 演 - 関口アナム
- 取材対象となるユーチューバー。
- 篠原綾
- 演 - 三城千咲
- 倉田歩の幼友達。
- 西村良夫
- 演 - 中野マサアキ
- 大貫
- 演 - 森本のぶ
- 山内樹の父を知る新聞記者。
- 小山博和
- 演 - 大塚ヒロタ
- 保険屋。
- 大石亜衣
- 演 - 双松桃子
- 山内樹が務める会社の制作デスク。
- 遠藤
- 演 - 橘美緒
- 山内樹のAD。
- 大黒
- 演 - 有馬健太
- 倉田歩の同僚。
- 二川
- 演 - 三浦健人
- 倉田歩の同僚。
- 三田村翔子
- 演 - 三坂知絵子
- 引越屋の社長夫人。
- 三田村真由
- 演 - 新津ちせ
- 三田村翔子の娘。
- 病院の人(電話の声)
- 演 - 片桐千里
- 佐々木郁子
- 演 - 竹下景子
- 山内樹の父の妹。
スタッフ
[編集]- 監督:谷健二
- 主題歌:ReN「Lights」(Booost Music)[1]
- 製作:宇都木基至
- プロデューサー:赤間俊秀
- 脚本:佐東みどり
- 助監督:佐藤リョウ
- 撮影監督:吉田新時
- 照明:小澤雅之
- 照明助手:八木徹
- 録音:大塚学
- 美術:福島奈央花
- 衣裳:高橋英治
- ヘアメイク:又吉桃花
- 竹下景子・専属スタイリスト:宮本まさ江
- 竹下景子・専属ヘアメイク:及川英子
- キャスティング:北田由利子
- アシスタントプロデューサー:栗原健一
- メイキング:川上春奈
- スチール・宣伝デザイン:尾崎康元
- 宣伝コピー:高木俊貴
- 音楽:洞澤徹
- 整音ミキサー:岩波昌志(ディオス)
- 制作主任:躰中洋蔵
- 制作進行:山口理沙
- 協賛:ひろかみ歯科医院/引越革命/デジコア
- 特別協賛:アサヒ緑健
- 製作プロダクション:セブンフィルム
- 配給:セブンフィルム/トキメディアワークス
- 製作:「一人の息子」製作委員会
製作
[編集]2017年10月に撮影された。当初、10月20日に製作発表された時は、『2人の受取人』というタイトルであった[2]。
撮影終了後の11月20日に、メインの追加キャストにて、水崎綾女、弓削智久、篠原篤、竹下景子の出演が発表された[3]。12月1日に、更に追加キャストが発表され、竹下景子と関口アナムの初の親子共演であることが発表された[4]。
12月13日に、タイトルが『一人の息子』に改題された[5]。
2018年2月2日に、主題歌がシンガーソングライター・ReNに決定したことが発表された[6]。
ロケ地
[編集]- もつ焼き勝利はなれ 中目黒店
- vivito
- 引越革命
- cafe あすなろ
- るなぱあく
- 上毛新聞
- コーヒーハウス K2(喫茶店)
- ホテルサンダーソン
- 前橋市 斎場
- 喫茶エレガンス
- MAEBASHI Bar宇野/UNO
- 日高リハビリテーション病院
- たかさき・ナイチンゲール学院
- バスクル・こばな
- ひろかみ歯科医院
封切り
[編集]2018年4月7日に第32回高崎映画祭にて、特別先行上映された。また、2018年4月15日に浅草のときわホールにて、完成披露上映イベントが行われた[7]。
2018年7月7日から渋谷のユーロスペースにて、1ヶ月のレイトショー上映されることが発表された。
脚注
[編集]- ^ “映画「一人の息子」の主題歌にReN「Lights」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年2月2日) 2018年6月4日閲覧。
- ^ “馬場良馬と玉城裕規がダブル主演務める人間ドラマ製作決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年10月20日) 2019年2月10日閲覧。
- ^ “馬場良馬×玉城裕規「2人の受取人」に水崎綾女、弓削智久、篠原篤、竹下景子が出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年11月17日) 2019年2月10日閲覧。
- ^ “馬場良馬×玉城裕規「2人の受取人」新キャストに根本正勝、高崎翔太、関口アナムら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年12月1日) 2019年2月10日閲覧。
- ^ “馬場良馬と玉城裕規のW主演作より新写真10枚解禁、追加キャスト9名も”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年12月13日) 2019年2月10日閲覧。
- ^ “馬場良馬×玉城裕規「一人の息子」新場面カット12枚公開、主題歌はReN”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年2月2日) 2018年2月10日閲覧。
- ^ “「一人の息子」完成披露、馬場良馬が「家族に3割増しで優しくしようかな」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年4月15日) 2019年2月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 映画「一人の息子」公式サイト
- 映画『一人の息子』公式 (@hitori_musuko) - X(旧Twitter)
- 一人の息子 - 映画.com
- 一人の息子 - MOVIE WALKER PRESS
- 一人の息子 - KINENOTE