ヴードゥー・チャイルド (スライト・リターン)
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「ヴードゥー・チャイルド (スライト・リターン)」 | ||||||||
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ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの楽曲 | ||||||||
収録アルバム | 『エレクトリック・レディランド』 | |||||||
リリース | 1968年10月16日 1968年10月25日 | |||||||
録音 | ニューヨーク、レコード・プラント・スタジオ(1968年5月3日) | |||||||
ジャンル | ブルースロック、ハードロック | |||||||
時間 | 5分12秒 | |||||||
レーベル | リプリーズ・レコード トラック・レコード | |||||||
作詞者 | ジミ・ヘンドリックス | |||||||
作曲者 | ジミ・ヘンドリックス | |||||||
プロデュース | ジミ・ヘンドリックス | |||||||
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「ヴードゥー・チャイルド (スライト・リターン)」(Voodoo Child (Slight Return))は、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが1968年に発表した楽曲。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では102位にランクされている[1]。
概要
[編集]1968年5月2日の早朝、ヘンドリックスはミッチ・ミッチェル、トラフィックのスティーヴ・ウィンウッド、ジェファーソン・エアプレインのジャック・キャサディの4人で「ヴードゥー・チャイル」 Voodoo Chile のレコーディングを行う。
翌5月3日、ABCテレビのドキュメンタリー番組の撮影のためにグループの3人のメンバーはレコード・プラント・スタジオに集まった[2]。そこで撮影と同時にレコーディングされたのが、前日の「ヴードゥー・チャイル」を発展させた本作品、「ヴードゥー・チャイルド (スライト・リターン)」だった。ヘンドリックスの伝記を書いたスティーヴン・ロビーによれば、レコーディングに要したのは8テイク、アルバム『エレクトリック・レディランド』に使用されたのはその最終テイクであった[3]。
1970年9月18日、ヘンドリックスはロンドンのホテルに滞在中に急逝。彼の死から約ひと月後の10月23日、イギリスでトラック・レコードからシングルカットされる(タイトルは「Voodoo Chile」と表記された[4])。B面は「ヘイ・ジョー」と「見張塔からずっと」。11月21日付の全英シングルチャートの1位を記録した。
カバー・バージョン
[編集]- スティーヴィー・レイ・ヴォーン - 『Couldn't Stand the Weather』(1984年)、『Live Alive』(1986年)に収録。
- デヴィッド・トーン - 『Door X』(1990年)に収録。
- アンジェリーク・キジョー - 『Oremi』(1998年)に収録。
- イングヴェイ・マルムスティーン - 『The Genesis』(2002年)に収録。
- アース・ウィンド・アンド・ファイアー - トリビュート・アルバム『Power of Soul: A Tribute to Jimi Hendrix』(2004年)に収録。
- ゲイリー・ムーア - 『Blues for Jimi』(2012年)に収録。
脚注
[編集]- ^ The Jimi Hendrix Experience, 'Voodoo Child (Slight Return)' | 500 Greatest Songs of All Time | Rolling Stone
- ^ McDermott, John; Kramer, Eddie; Cox, Billy (2009). Ultimate Hendrix. New York City: Backbeat Books. pp. 101-102. ISBN 0-87930-938-5
- ^ Roby, Steven (2002). Black Gold: The Lost Archives of Jimi Hendrix. New York City: Billboard Books. pp. 91. ISBN 0-8230-7854-X
- ^ The Jimi Hendrix Experience - Voodoo Chile (Vinyl) at Discogs
先代 マシューズ・サザン・コンフォート 「ウッドストック」 |
全英シングルチャート 1位 1970年11月21日(1週) |
次代 デイヴ・エドモンズ 「アイ・ヒア・ユー・ノッキング」 |