ヴャチェスラフ・トルブニコフ
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ヴャチェスラフ・トルブニコフ Вячесла́в Тру́бников | |
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生年月日 | 1944年4月25日 |
出生地 |
ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、イルクーツク州、イルクーツク |
没年月日 | 2022年4月18日(77歳没) |
出身校 | モスクワ国際関係大学 |
称号 |
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第2代ロシア対外情報庁長官 | |
在任期間 | 1996年1月1日 - 2000年5月21日 |
元首 | ボリス・エリツィン |
ヴャチェスラフ・イワノヴィチ・トルブニコフ(ロシア語: Вячесла́в Ива́нович Тру́бников, ラテン文字転写: Vyacheslav Ivanovich Trubnikov, 1944年4月25日 - 2022年4月18日[1])は、ソビエト連邦およびロシアの諜報員である。ロシア対外情報庁(SVR)長官、上級大将、駐印ロシア特別全権大使を歴任した。ヒンディー語と英語を話す。家族は妻と娘。
略歴
[編集]イルクーツク州にて、労働者階級の家庭に生まれる。第二次世界大戦で家族でモスクワから避難したが、終戦後に戻った。1967年、モスクワ国際関係大学を金メダルで卒業。大学卒業後、ソ連国家保安委員会(KGB)大学校で学び、第1総局(対外諜報)に配属される。
1971年から1977年まで、APNの通信員をカバーとして、南アジア諸国(インド、バングラデシュ、ネパール、パキスタン)で活動する。1973年からジャーナリスト連盟会員となり、1977年から1984年まではKGB本部で勤務する。1984年から1990年までインドとバングラデシュのKGB駐在部長を務める。
1990年から1992年までKGB第1総局南アジア課長を務める。1992年1月、ロシア対外情報庁(SVR)第一次官に任命され、1996年1月1日より2000年5月21日まで長官を務めた。
2000年6月、外務第一次官、駐CIS諸国ロシア連邦大統領特別全権代表に任命される。2004年8月には駐印ロシア特別全権大使に任命された。
受賞・勲章
[編集]四等「祖国に対する貢献に対する」勲章、赤星勲章2個、「名誉国家保安職員」記章、「諜報における奉仕に対する」記章を有する。
脚注
[編集]- ^ “Умер бывший директор СВР Вячеслав Трубников - Новости – Общество – Коммерсантъ”. www.kommersant.ru. 2022年4月18日閲覧。