ヴェリー・ベスト・オブ・ウィンガー
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『ヴェリー・ベスト・オブ・ウィンガー』 | ||||
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ウィンガー の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1988年 - 1993年 2001年(#1) | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード/ライノ・エンタテインメント | |||
プロデュース |
キップ・ウィンガー(#1) マイク・シプリー&キップ・ウィンガー(#2 - #7) ボー・ヒル(#8 - #16) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ウィンガー アルバム 年表 | ||||
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『ヴェリー・ベスト・オブ・ウィンガー』(原題:The Very Best of Winger)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、ウィンガーが2001年に発表したベスト・アルバム。
解説
[編集]2001年録音の新曲「オン・ジ・インサイド」は、元々は3作目のアルバム『プル』(1993年)制作時に作られた未発表曲で、オリジナル・メンバーのキップ・ウィンガー、レブ・ビーチ、ロッド・モーゲンスタインと、1993年加入のジョン・ロスによりレコーディングされた[3]。なお、2002年に行われた再結成ツアー(当時までの歴代メンバーの全5名が参加)のタイトルは、この曲にちなんでいる[4]。「ヘル・トゥ・ペイ」は、アルバム『プル』に日本盤ボーナス・トラックとして追加された曲である[5]。曲順に関しては、新曲「オン・ジ・インサイド」を冒頭に配し、以後はオリジナルのリリース順とは逆に、過去へ遡る構成となっている[1]。
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「彼らは必ずしも、自分達のジャンルの中で最高の存在でも、ジャンルを超えた存在でもなかったが、楽曲はなかなか魅力的で、レブ・ビーチという優れたギタリストを擁し、バンド内の化学反応は良好で、パワー・バラード作りにも長けていた」と評している[1]。
収録曲
[編集]- オン・ジ・インサイド - "On the Inside" - 4:24
- ブラインド・レヴォリューション・マッド - "Blind Revolution Mad" - 5:26
- ダウン・インコグニート - "Down Incognito" - 3:48
- スペル・アイム・アンダー - "Spell I'm Under" (Kip Winger) - 3:56
- フーズ・ザ・ワン - "Who's the One" - 5:46
- ジャンクヤード・ドッグ(ティアーズ・オン・ストーン) - "Junkyard Dog (Tears on Stone)" - 6:55
- ヘル・トゥ・ペイ - "Hell to Pay" - 3:24
- キャント・ゲット・イナフ - "Can't Get Enuff" - 4:24
- アンダー・ワン・コンディション - "Under One Condition" - 4:30
- イージー・カム・イージー・ゴー - "Easy Come Easy Go" (K. Winger) - 4:06
- レインボウ・イン・ザ・ローズ - "Rainbow in the Rose" - 5:34
- マイルズ・アウェイ - "Miles Away" (Paul Taylor) - 4:15
- セヴンティーン - "Seventeen" (K. Winger, Reb Beach, Beau Hill) - 4:12
- マダレイン - "Madalaine" - 3:47
- ハングリー - "Hungry" - 4:01
- ハートブレイク - "Headed for a Heartbreak" (K. Winger) - 5:14
脚注
[編集]- ^ a b c Erlewine, Stephen Thomas. “Winger - The Very Best of Winger Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年7月23日閲覧。
- ^ “ウィンガー/ヴェリー・ベスト・オブ・ウィンガー”. CDJournal. 音楽出版社. 2023年7月23日閲覧。
- ^ CD英文ブックレット内ライナーノーツ(デイヴ・リング)
- ^ “Reb Beach - Reb's Story”. rebbeach.com. 2023年7月23日閲覧。
- ^ CD英文ブックレット内トラック・リスト
外部リンク
[編集]- ヴェリー・ベスト・オブ・ウィンガー - Discogs (発売一覧)