ヴィーキング級潜水艦
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ヴィーキング級潜水艦 | |
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基本情報 | |
種別 | 潜水艦 |
建造所 | ヴィーキング潜水艦会社 |
運用者 |
ノルウェー海軍 スウェーデン海軍 デンマーク海軍 |
計画数 | 10隻 |
建造数 | 0隻 (計画中止) |
要目 | |
排水量 | 1,100–1,700 t (1,083–1,673英トン)[1] |
長さ | 52 - 60 m |
幅 | 6.7 m |
高さ | 11 m |
推進器 | スターリング 非大気依存推進 (AIP) |
速力 |
水上航行時: 11ノット 潜行時: 23ノット |
乗員 | 22 - 28人 |
兵装 |
多目的ホーミング魚雷 巡航ミサイル ASW魚雷 機雷と撹乱装置 |
その他 | 最大100%潜行運用可能 |
ヴィーキング級潜水艦(英文:Viking class submarine)はスウェーデン海軍がかつて開発中だった次世代の通常動力攻撃型潜水艦。
概要
[編集]元々は、デンマーク、ノルウェーを含む3ヶ国共同開発プロジェクトであった。1997年に計画が始まり、2009年から2016年にかけて、スウェーデン2隻、デンマーク4隻、ノルウェー4隻の取得を予定してプロジェクトが進められたが、財政難のためノルウェーとデンマークが脱退を表明したため、プロジェクトの先行きは不透明で、その後中止された[2][3][4]。
開発はゴトランド級潜水艦やコリンズ級潜水艦を参考に行われ、非大気依存推進機関(AIP)としてスターリングエンジンを採用している。また、秘匿性も向上しており、兵器の種類も魚雷と機雷だけでなく巡航ミサイルも装備。水中行動可能時間は従来の倍程度とされるので、おそらく1ヶ月ほど連続して潜航を続けることが可能であると考えられる。
コックムス造船所では中止されたヴィーキングの技術を流用して新しい潜水艦の建造を計画している。この計画はA26と呼ばれる[2]。
スウェーデン海軍は2015年に初期の2隻の潜水艦を新しい2隻のヴィーキング級で置き換える予定だった[5]。スウェーデンは防衛予算の50%を購入に使う予定だった[6]。
諸元(予定)
[編集]- 排水量:1,350t~1,650t
- 全長:50m~60m
- 全幅:6.7m
- 全高:11m
- 速度:不明
- 航続距離:不明
- 兵装:魚雷、機雷、巡航ミサイル
- 乗員:20~22名
脚注
[編集]- ^ Kockum: Viking submarine corporation, pdf
- ^ a b Ny Teknik, Kockums utvecklar ny ubåt åt försvaret, Hans Dalqvist 1.6.2005
- ^ "Tre Vikingubåtar för en tysk" 2/2000
- ^ Kockum Order till Kockums på del ett i Viking-projektet värd ca 80 miljoner kronor, 28.6.2002
- ^ Upsala Nya Tidning: "Stealth-ubåt utvecklas i Sverige" 21.11.2006
- ^ Svenska Dagbladet, "von Sydow rustar för gamla hot" 22.11.2002 06:54
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Kockums造船
- Nuclear Threath Initiative: Submarine profileration, Sweden
- Försvaret: Ubåten Näcken säljs till Danmark
- Sveriges Television, Framtidens ubåt i Sverige
- Sveriges Television, Kockums får nya tyska ägare
- Forsvarets forskningsinstitut: Användarrapport: De nordiska ländernas försvarsmakter, några jämförelser, 2007, ISSN 1650-1942,PDF