ヴィリキツキー海峡
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ヴィリキツキー海峡(ヴィリキツキーかいきょう、ロシア語: пролив Вилькицкого、英: Vilkitsky Strait)またはビリキツキー海峡[1]は、ロシア北部のタイミル半島と、セヴェルナヤ・ゼムリャ諸島のボリシェヴィク島を隔てる海峡である。
概要
[編集]西にカラ海、東にラプテフ海が広がり、幅約55km、長さ約104km、水深32m - 210mとなっている。ロシアの探検家ボリス・ヴィリキツキーが1913年に北極海航路探険の途上で発見し、海峡の名は彼に因んで1918年に命名された。
海峡の西側には4個の小島から成るゲーベルク諸島(en:Geiberg Islands)があり、その南には同じく4個の小島から成るフィルンレイ諸島(en:Firnley Islands)がある。
海峡は一年中流氷に覆われている。タイミル半島側は主にツンドラや石で覆われ、海岸は切り立っている。
脚注
[編集]- ^ ビリキツキー海峡(読み)ビリキツキーかいきょう(英語表記)proliv Vil'kitskogo コトバンク、2019年4月22日閲覧