ヴァルキリー 自走ロケット弾発射機
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ヴァルキリー | |
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種類 | 多連装ロケット発射器 |
原開発国 | 南アフリカ |
運用史 | |
配備先 | 南アフリカ |
関連戦争・紛争 | 南アフリカ国境戦争 |
開発史 | |
開発者 | デネル、Somchem |
派生型 | Bateleur (40連装) |
諸元 | |
重量 | 6,400 kg |
全長 | 5.35 m |
全幅 | 2.3 m |
全高 | 2.32 m |
要員数 | 2 |
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弾丸 | HE-Fragmentation: 2.68 m |
口径 | 127 mm |
銃砲身 | 24 |
有効射程 | 36 km |
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エンジン | diesel |
懸架・駆動 | ウニモグ |
行動距離 | 400 km |
速度 | 90 km/h (道路) |
ヴァルキリー自走ロケット弾発射機は南アフリカ共和国の自走式多連装ロケット砲。1980年代にSomchem(現Rheinmetall-Denel Munitions)によって開発された[1]。
システムは1976年のアンゴラにおけるサバンナ作戦で鹵獲されたBM-21を基礎としている。開発は1981年に完了し、1987年と1988年にはアンゴラの旧南アフリカ国防軍がキューバの支援するアンゴラ人民解放軍と対峙した際にOperation HooperやOperation Modulerで利用された。
利点としては他の多連装ロケット発射機と異なり、戦場で偽装しやすいことが上げられる。天蓋を降ろしたヴァルキリーの外見は他のウニモグの四駆のトラックと似ていた[2]。
派生型
[編集]- Valkiri-22 Mk 1(原型)
- ウニモグ軽4駆に24連装ロケット
- Bateleur(現在の形式)
- 装甲化されたサミル6駆トラックに40連装ロケット。
- Valkiri-5
- 空挺利用用の短縮軽量型トレーラー搭載版、12連装の短縮版127mmロケットを利用している。最大射程は5,500m[3]。
註
[編集]- ^ “Valkiri Multiple Artillery Rocket”. 2006年10月25日閲覧。
- ^ “Rheinmetall Denel Munition 127 mm (24-round) Valkiri Mk I 22 multiple rocket launcher system (South Africa) - Jane's Armour and Artillery”. Articles.janes.com (2012年3月6日). 2012年11月13日閲覧。
- ^ Heitman, Helmoed-Römer (1990). South African Armed Forces. Cape Town, South Africa: Buffalo Publications. p. 123. ISBN 9780620148788
外部リンク
[編集]- Army Recognition.com
- Photos at SA Bush War—halfway down the page