コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ヴァニラ文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヴァニラ文庫(ヴァニラぶんこ)は、ハーパーコリンズ・ジャパンが刊行するティーンズラブ小説レーベル。2013年8月2日創刊[1]

2014年5月2日にニューズ・コープに買収されハーパーコリンズの一部門になるまではハーレクインが刊行しており、同年7月1日にハーレクインはハーパーコリンズ・ジャパンに社名を変更し刊行を続けている。

一部の作品にはハーレクイン作品のリメイク(翻訳とはやや異なる)も存在する。

概要

[編集]

西洋風のファンタジーを舞台とした作品が多かったが、平安時代や現代を取り扱った作品もありジャンルは縛られていない。

2016年3月3日より派生レーベル『ヴァニラ文庫ミエル』が創刊され、ヴァニラ文庫ではあまり扱っていなかった現代物を扱っている[2]

発売日は当初は毎月3日頃であったが、2015年5月刊より毎月1日頃に変更され[3]、ヴァニラ文庫ミエル(以下ミエル)との区別化のためかミエルが毎月3日頃発売、本レーベルが毎月17日頃発売となった[4]

2016年4月21日より派生レーベル『ヴァニラ文庫うふ』が創刊[5]したが、こちらは電子書籍専門レーベルで、イラストは表紙アイコンに留まり、本文中に挿絵はなかった。発売日については本家やミエルと比べても、定まっていない。2017年2月16日刊行分を最後に配信されていない。

乙女ドルチェ・コミックス[6]にてコミカライズされる作品もある。コミカライズは連載ではなく、書き下ろしである。コミカライズは月刊乙女ドルチェMgazineという無料のオンライン配信も行ったことがあるが、試し読みでほぼまとめられたものであった[7]。この試し読み無料マガジンとは別に、2017年3月20日より読み切りのコミカライズを掲載する季刊誌 ・乙女ドルチェが創刊されている[8]

出典

[編集]
  1. ^ “ハーレクイン、電子先行スタート「ヴァニラ文庫」を本格創刊”. 文化通信. (2013年7月30日). https://www.bunkanews.jp/news/news.php?id=14117 2016年7月27日閲覧。 
  2. ^ “【新ライン誕生】3月3日 ”ヴァニラ文庫ミエル” デビューします(特別価格390円)”. ヴァニラ文庫公式サイト. (2016年1月19日). http://vanillabunko.jp/newsblog/20160119_1/ 2016年7月27日閲覧。 
  3. ^ “5月刊より発売日が【毎月1日頃】に変更になります”. ヴァニラ文庫公式サイト. (2015年4月28日). http://vanillabunko.jp/newsblog/20150428_1/ 2016年7月27日閲覧。 
  4. ^ “【お知らせ】3月から発売日が 月2回(毎月3日&17日)になります”. ヴァニラ文庫公式サイト. (2016年1月19日). http://vanillabunko.jp/newsblog/20160119_2/ 2016年7月27日閲覧。 
  5. ^ “【新電子レーベル誕生】4月21日配信スタート ”ヴァニラ文庫うふ””. ヴァニラ文庫公式サイト. (2016年4月7日). http://vanillabunko.jp/newsblog/20160407_1/ 2017年9月9日閲覧。 
  6. ^ “ハーレクイン、乙女系ノベルをコミカライズした新レーベル「乙女ドルチェ・コミックス」創刊”. ITmedia eBook USER. (2015年1月19日). https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1501/19/news113.html 2016年7月27日閲覧。 
  7. ^ “アマゾンKindleにて乙女ドルチェ・コミックスの無料マガジン0号が配信スタートしました!その名も「月刊乙女ドルチェMgazine」ヽ(*^^*)ノ6作品の試し読みを収録しています!”. 乙女ドルチェ・コミックス Twitter. (2015年5月29日). https://twitter.com/dolcecomics/status/604241396233445376 2017年11月12日閲覧。 
  8. ^ “新マンガ誌・乙女ドルチェ創刊!表紙は池上紗京、辺境伯や王子との恋を凝縮”. コミックナタリー. (2017年3月9日). https://natalie.mu/comic/news/223917 2017年11月12日閲覧。 

外部リンク

[編集]

関連項目

[編集]