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ンギグミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ンギグミ

N'guigmi
ンギグミの伝統的首長の家の前に並んだ駱駝乗り達
ンギグミの伝統的首長の家の前に並んだ駱駝乗り達
ンギグミの位置(ニジェール内)
ンギグミ
ンギグミ
Location of N'guigmi
北緯14度15分10秒 東経13度06分39秒 / 北緯14.25278度 東経13.11083度 / 14.25278; 13.11083座標: 北緯14度15分10秒 東経13度06分39秒 / 北緯14.25278度 東経13.11083度 / 14.25278; 13.11083
ニジェール
ディファ州
ンギグミ県英語版
標高
297 m
人口
(2011)[1]
 • 合計 77,748人
[2]

ンギグミ(N'guigmi)は、ニジェールディファ州の都市。 2011年の人口は7万7748人[1] 。 国土の南東端に位置する。 チャド湖砂漠化により急速に縮小する以前には、チャド湖の北西端の湖畔に位置していた。

ンギグミは地域の軍事的要衝であり、またニジェールの国道1号の終点でもある。 これは、首都ニアメからザンデールディファを通って続く舗装道路の終点ということである[3]。 ンギグミからは3本の未舗装道路がチャドやニジェールへと伸びており、うち一本は真北へと伸びて塩の産地、ビルマへと続いている。

町は、ディリア・ワジの河口に位置する。 これは町の北西200kmのテルミト山から始まりチャド湖へと注ぎ込む古代河川の名残で、20世紀中期までは季節的に流水が見られた。町はカヌリ人の漁民の中心地である。雨季には、町から45km南東のドロ村まで水がやってくる。 1970年代のサヘル地域の大旱魃の際には、85km南東にまで水域は後退した。

ンギグミはディファ州のンギグミ県の県都である。 ンギグミで最も多いのはカヌリ人であるが、他にフラニ人やダザ・トゥーブー人も居住している。

脚注

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  1. ^ a b Population figures from citypopulation.de, citing (2001) Institut National de la Statistique du Niger.
  2. ^ Nguigmi, Niger Page. Falling Rain Genomics, Inc. 1996-2004
  3. ^ 「ニジェール 独立50年の全体像」p143 小倉信雄・久保環著 東京図書出版 2013年5月23日初版発行

外部リンク

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