ワルシャワ近代美術館
ワルシャワ近代美術館 Muzeum Sztuki Nowoczesnej w Warszawie | |
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施設情報 | |
館長 | ヨアンナ・ ミトコフスカ |
開館 | 2005 |
所在地 | ポーランド ワルシャワ |
外部リンク | http://artmuseum.pl/ |
プロジェクト:GLAM |
ワルシャワ近代美術館(ワルシャワきんだいびじゅつかん、ポーランド語: Muzeum Sztuki Nowoczesnej w Warszawie)とは、2005年に設立されたポーランドのワルシャワにある美術館。
現在、新美術館の建設中で、美術館本館はパンスカ通り[1]、展示場(通称ヴィスワ美術館)はビブジェジェ・コシチュシュコフスキエ通りのコペルニクス科学センターとワルシャワ大学図書館の隣りにある。建物のデザインはオーストリアの建築家アドルフ・クリシャニッツ[2]。館長は2007年6月6日からヨアンナ・ ミトコフスカが勤めている。
概要
[編集]2019年12月現在、現代ポーランドおよび外国のアーティストの作品1022点を所蔵している[3]。
新美術館の建設
[編集]2006年、新美術館のデザインをめぐって国際コンペが行われた。109点の応募があり、その中からスイスの建築家クリスチャン・ケレツのものが選ばれた。
敷地は3万平方メートル、2012年から2016年にかけて、マルシャウコフスカ通り沿いにあるパレード広場の北側(元は市場があった)に完成予定だった。
2008年4月、ワルシャワ市長ハンナ・グロンキエビッチ・ワルツとクリスチャン・ケレツが契約書にサイン。しかし同年夏、ワルシャワ市は館内のプログラムとプロジェクトの変更を決定。その結果、建設計画は大幅な変更を強いられ、スケジュールの長期延長も避けられなくなった。新館の新しいコンセプトは2010年夏に発表。2012年5月、市はクリスチャン・ケレツとの契約を白紙に戻した[4]。
同時にむこう3年間、一時的に美術館本館をパンスカ通りに置くことも決定された。
新美術館はニューヨークに拠点を置くトーマス・ファイファー&パートナーズのデザインで、2022年10月に完成予定、12月にオープン予定である[5]。
ギャラリー
[編集]記載なきものはポーランドのアーティスト
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キャシー・ウィルクス(スコットランド)『Bez tytułu』
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エドヴァルト・ナルキエビッチ『Bez tytułu』
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ゲタ・ブラテスク『Podróznik』
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エヴァ・ユシュケヴィッチ『Bez tytułu』
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パウリナ・オウォフスカ『Ewa Wawrzoń w stroju ze spektaklu "Nosorożec"』
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ミリアム・カーン(スイス)『o.T. 10.05.2012』
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パヴェル・アルタメル『Burłacy』
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ラファウ・ブイノフスキ『Górnik (06)』
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ウィルヘルム・サスナル『Bez tytułu (z filmu "Naganiacz")』
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ズビグニエフ・リベラ『Wyjście ludzi z miast』
出典
[編集]- ^ “MUSEUM ON PAŃSKA 3”. Muzeum Sztuki Nowoczesnej w Warszawie. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “MUSEUM OF THE VISTULA”. Muzeum Sztuki Nowoczesnej w Warszawie. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “COLLECTION”. Muzeum Sztuki Nowoczesnej w Warszawie. 2020年3月14日閲覧。
- ^ Szczelina, Marcin (2012年9月13日). “Christian Kerez bids farewell to Warsaw”. Domus (Domus) 2014年1月20日閲覧. ""Two days later, the Capital City Development Authority sent a letter to the architect, terminating the contract...""
- ^ “NEW BUILDING”. Muzeum Sztuki Nowoczesnej w Warszawie. 2020年3月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- ワルシャワ近代美術館(公式)英語・ポーランド語