コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ワルシャワ日本人学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯52度8分7.7秒 東経21度1分21秒 / 北緯52.135472度 東経21.02250度 / 52.135472; 21.02250

在ポーランド日本国大使館付属
ワルシャワ日本人学校
国公私立の別 私立学校
設置者 ポーランド日本人会
設立年月日 1978年
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
所在地 ポーランドの旗 ポーランド
ul. Kormoranow 7A 02-836 Warszawa POLAND
外部リンク 公式サイト
テンプレートを表示

ワルシャワ日本人学校 (ポーランド語 Szkoła Japońska w Warszawie przy Ambasadzie Japonii, 英語 Japanese School in Warsaw) は在ポーランド日本国大使館付属のワルシャワにある日本人学校(全日制)であり、日本語で日本の義務教育と同等の授業を行っている。教科書も日本国内と同一のものを使用し、教員文部科学省より派遣されている。

ポーランドには日本から多数の企業(商社、各種メーカー銀行など)が進出しており、日本人の赴任者が増えている。随行している日本人子弟の教育は、当地でも重要な問題である。学校は小学部中学部幼稚部高等部はなし)からなる。

中学部から上級学校への進学は、生徒を抱える家庭にとっては大きな問題である。言葉の壁があり、ポーランド現地の高校への進学は非常に難しい。ワルシャワのインターナショナル・スクールか、ポーランド以外の国にある日本の私立学校(私立在外教育施設)、または帰国して日本の高校を受験することになる。日本では帰国生徒枠を設けている学校が増えてきたが、学校により条件(滞在期間など)が異なるため、確認が必要である。

  • 沿革
    • 1976年(昭和51年) ワルシャワ日本語補習校開校(アメリカンスクールに同居)
    • 1978年(昭和53年) ワルシャワ日本人学校開校(75番小学校に同居)
    • 1979年(昭和54年) ワルシャワ日本人学校々歌制定(国分由子作詞作曲)
    • 1981年(昭和56年) 戒厳令に伴う休校措置
    • 1984年(昭和59年) ul. Milobedzka 2の独立校舎へ移転(民家を借用)
    • 1997年(平成09年) これまでの保護者会を、日本人学校PTAとして改組発足
    • 2001年(平成13年) 現在の校舎に移転
  • 入学手続き
    入学・転入学場合は、児童・生徒の保護者が直接学校に出向いて手続きする。転入学の場合は、在籍校の在学証明書と転出書類を持参する。
  • 学費(2003年度の場合)と納入方法
    入学金は小学部、中学部とも400米ドル。授業料は一人一ヶ月420米ドル(年間4期、1期三ヶ月分を前納)。学校より振り込み用紙(現地通貨に換算済み)が渡されるので、指定口座に振り込む。振り込み時はポーランドズウォティ (PLN)で米ドルではない。
  • 学用品
    文具、事務用品のほとんどは当地で購入できるが、日本特有のもの(教科別ノート、習字道具、鍵盤ハーモニカなど)は持参する方がよい。尚、これらがなくても学校で借りることができる。
  • クラスと教員
    低学年、中学年、高学年、中学部のクラスに分かれ、一部複式授業(一人の教師のもと、異なる学年の児童・生徒が異なるペースで進行する授業)を取り入れている。全校生徒数が25人前後の小規模校でクラスの人数は少ないが、活発な意見交流が行われている。低学年からポーランド語(現地語)と英語の学習がある。
    教員文部科学省より派遣されており、現地採用の教員と協力して教科指導、現地理解教育に努めている。
  • その他
    給食はないので、昼食は弁当を持参する。校舎内は上履きを使用している。

関連項目

[編集]

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]