ワット・ラーチャブーラナ (アユタヤ)
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ワット・ラーチャブーラナ วัดราชบูรณะ Wat Ratchaburana | |
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ワット・ラーチャブーラナの中央塔堂 | |
基本情報 | |
座標 | 北緯14度21分32秒 東経100度34分4秒 / 北緯14.35889度 東経100.56778度座標: 北緯14度21分32秒 東経100度34分4秒 / 北緯14.35889度 東経100.56778度 |
宗教 | 仏教 |
地区 | アユタヤ郡 |
州 | アユタヤ県 |
国 | タイ |
建設 | |
創設者 | サームプラヤー |
完成 | 1424年 |
ワット・ラーチャブーラナ(Wat Ratchaburana、タイ語: วัดราชบูรณะ)は、タイのアユタヤに位置するアユタヤ歴史公園にある仏教寺院(ワット、wat)である。寺院中央の塔堂(プラーン、prang)は市内でも有数なものである。アユタヤの島の区域に位置するワット・ラーチャブーラナは、ワット・マハータートのすぐ北にある[1]。
歴史
[編集]ワット・ラーチャブーラナは、1424年にアユタヤ王朝の王サームプラヤー(ボーロマラーチャーティラート2世)により創設され、父ナカリンタラーティラート(インタラーチャー1世)の王位継承による決闘で死に至った2人の兄弟の火葬場所に構築された[2]。
1957年、寺院の地下聖堂からは多数の仏像や金工芸品が略奪された。窃盗犯は後に捕えられたが、宝物はわずかしか戻らなかった。回収されたいくつかは、今日、近くのチャオ・サーム・プラヤー国立博物館に収蔵されている。その後の地下聖堂の発掘では、より多くの貴重な仏像が発見された[1][3]。
建築・美術
[編集]寺院中央の塔堂は修復を経て、例えばナーガの上に降り立つガルーダなど、当初の化粧漆喰(スタッコ)の作品が見られる。そのほか神話上の生物と同じくハスも描写されている。4基のスリランカ式の仏塔(ストゥーパ)がその中央塔堂を囲んでいる[1][3]。
急勾配の階段で到達可能な塔堂の地下聖堂には、退色したフレスコ画がある。これらは早期アユタヤ時代からのものなど貴重ないくつかがある[2]。現在、チャオ・サーム・プラヤー博物館に収蔵される地下聖堂の仏像は、クメールとスコータイの双方の影響を示している[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c Williams, China; Beales, Mark; Bewer, Tim (2012-02). Lonely Planet Thailand (14th ed.). Lonely Planet Publications. p. 162. ISBN 978-1-74179-714-5
- ^ a b Thailand (Eyewitness Travel Guides) (1st American ed.). DK Publishing, Inc.. (1997). p. 166. ISBN 0-7894-1949-1
- ^ a b c Gray, Paul; Ridout, Lucy (1995). Thailand - The Rough Guide (2nd ed.). Rough Guides Limited. pp. 171–172. ISBN 1-85828-140-7
参考文献
[編集]- 高杉等『東南アジアの遺跡を歩く』めこん、2001年、238頁。ISBN 4-8396-0144-5。
- 中村浩『ぶらりあるきチェンマイ・アユタヤの博物館』芙蓉書房出版、2016年、173-174頁。ISBN 978-4-8295-0701-8。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Wat Ratchaburana, Ayutthaya, Ayutthaya2020.com
- “Wat Ratcha Burana (วัดราชบูรณะ)”, History of Ayutthaya (Ayutthaya Historical Research), (2015-03)