ワックスエステルヒドロラーゼ
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ワックスエステルヒドロラーゼ(Wax-ester hydrolase、EC 3.1.1.50)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- ワックスエステル + 水長鎖アルコール + 長鎖カルボン酸
従って、基質はワックスエステルと水の2つ、生成物は脂肪族アルコールと長鎖カルボン酸の2つである。
この酵素は加水分解酵素に分類され、特にエステル結合に作用する。系統名は、ワックスエステル アシルヒドロラーゼ(wax-ester acylhydrolase)である。ホホバワックスエステラーゼ(jojoba wax esterase)やWEHと呼ばれることもある。
出典
[編集]- Huang AHC, Moreau RA and Liu KDF (1978). “Development and properties of a wax ester hydrolase in the cotyledons of jojoba seedlings”. Plant Physiol. 61 (3): 339–341. doi:10.1104/pp.61.3.339. PMC 1091863. PMID 16660288 .
- Moreau RA and Huang AHC (1981). [93] Enzymes of wax ester catabolism in jojoba☆. “Enzymes of wax ester catabolism in jojoba”. Methods Enzymol.. Methods in Enzymology 71: 804–813. doi:10.1016/0076-6879(81)71095-4. ISBN 978-0-12-181971-2.