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ワシントンヤシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワシントンヤシ
washingtonia filifera
Washingtonia filifera
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: ヤシ目 Arecales
: ヤシ科 Arecaceae
亜科 : タリポットヤシ亜科 Coryphoideae
: タリポットヤシ連 Corypheae
: ワシントンヤシ属 Washingtonia
: ワシントンヤシ W. filifera
学名
Washingtonia filifera (Linden ex André) H.Wendl. ex De Bary (1879)[1]

ワシントンヤシ (ワシントン椰子[2]学名: Washingtonia filifera) は、ヤシ科ワシントンヤシ属の1である。別名、オキナヤシ[1][2]、シラガヤシ[1][2]、ロウジンヤシ[1]、アメリカビロウ[1]ともよばれる。

産地

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北アメリカ原産。日本では関東地方南部以西で栽培ができる[2]

特徴

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樹高は10 - 20メートル (m) [2]は円形で直径は1 - 1.5 mほどあり、掌状に深く裂ける[2]。裂片は線形で、先端が糸状に剥けて灰白色になり、繊維状なって垂れ下がる[2]葉柄の長さは1 mほど[2]。花期は初夏(5 - 6月)[2]雌雄同株[2]。果期は秋(10 - 11月)[2]。園芸樹としての利用もあり、街路樹、公園樹、庭園樹などに植えられる[2]

近縁種にワシントンヤシモドキWashingtonia robusta)があり、本種とよく似ている。本種は小葉の基部(葉柄の先端)が細長く尖り、ワシントンヤシモドキでは丸味のある三角形とされるが、両種の交雑種(Washingtonia × filibusta)もあり、見分けは難しい[2]

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b c d e 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Washingtonia filifera (Linden ex André) H.Wendl. ex De Bary ワシントンヤシ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年9月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 宮内泰之 監修 2023, p. 40.

参考文献

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  • 宮内泰之 監修、成美堂出版 編『見わけがすぐつく樹木図鑑』成美堂出版、2023年5月20日。ISBN 978-4-415-33237-6