ワシリー・アクショーノフ
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ワシリー・パーヴロヴィチ・アクショーノフ(Vasily Aksyonov、ロシア語: Васи́лий Па́влович Аксёнов、1932年8月20日 - 2009年7月6日)は、ロシアの作家。タタールスタン共和国(当時のソビエト連邦)カザン生まれ。母親は小説家のエヴゲーニヤ・ギンズブルグ。
1956年レニングラード医科大学卒業、1960年に同大学の医学博士号を修得、大学を出て3年間医師として各地で医療活動に従事した。1960年より『同期生』でデビューし、その後も『星の切符』などの作品を発表し、スターリン批判以後の新しい世代の中心的な作家といわれた。
1980年にフランスへと亡命し、翌年アメリカ合衆国へと移住した。1990年よりアメリカ市民権を習得し、ジョージ・メイソン大学に勤めていた。2004年ロシア・ブッカー賞受賞。
作品
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日本語訳
[編集]- 『若い仲間』山村房次訳 弘文堂 1964
- 『同期生』原卓也,草鹿外吉訳 白水社 1965
- 『星の切符』木村浩訳「世界文学全集 20世紀の文学 第30 (アクショーノフ,ネクラーソフ,テンドリャコフ,ソルジェニツィン,アイトマートフ)」集英社 1965 のち文庫
- 『モロッコの蜜柑』草鹿外吉訳 冬樹社 1966
- 『新しいソビエトの文学 第5』アクショーノフ[編] パパなんて読むの 一九四三年の給食、いかした警帽野郎、いつでも売りますー戯曲(安井侑子訳) 月への道なかば(江川卓訳) ジコイ(草鹿外吉訳) 勁草書房 1968
外部リンク
[編集]- ロシア文学:アクショーノフの伝記 - ウェイバックマシン(2008年9月20日アーカイブ分)