ローレル・K・ハミルトン
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ローレル・K・ハミルトン Laurell K. Hamilton | |
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誕生 |
ローレル・ケイ・クライン (Laurell Kaye Klein) 1963年2月19日(61歳) アーカンソー州ヒーバー・スプリングス |
職業 | 作家、小説家 |
言語 | 英語 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
活動期間 | 1993年 - |
ジャンル | ファンタジー、エロス、ロマンス、ホラー、SF |
代表作 |
アニタ・ブレイクシリーズ 妖精王女メリー・ジェントリーシリーズ |
影響を受けたもの
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影響を与えたもの
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公式サイト |
www |
ウィキポータル 文学 |
ローレル・K・ハミルトン(Laurell Kaye Hamilton、1963年2月19日 - )は、アメリカ合衆国のファンタジー・ロマンス作家[2]。
代表作は、アニタ・ブレイクシリーズと妖精王女メリー・ジェントリーシリーズ。前者は、蘇生師でありヴァンパイア・ハンターであるアニタ・ブレイクの活躍やロマンスが描かれるストーリーで、600万部以上が発行されているほか、コミック化もされている[1]。後者は、妖精の王女という正体を隠しながら私立探偵業をするメリー(メレディス)・ジェントリーの物語である。
私生活
[編集]アーカンソー州ヒーバー・スプリングスに生まれ、幼い頃に母を交通事故で亡くし[3]、インディアナ州シムズで祖母に育てられる[4]。同州マリオンにある、きよめ派のウェズリアン教会と提携する私立のリベラル・アーツ・カレッジ、マリオン・カレッジ(現・インディアナ・ウェズリアン大学)で英語と生物学の学位を取得。同校で後の夫となるゲイリー・ハミルトンと出会う。2人の間には娘が1人いる[5]。
動物関係のチャリティー活動にいくつも関わっており、特に犬の救助やオオカミの保護活動に熱心である[6]。
近年は、ミズーリ州セントルイスに[7]夫のジョナサン・グリーンと娘のトリニティと暮らしている。
アニタ・ブレイクシリーズへの反応
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
作品リスト
[編集]アニタ・ブレイクシリーズ
[編集]# | 邦題 | 原題 | 刊行年月 |
刊行年月 |
訳者 | 出版社 | 備考 |
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1 | 十字の刻印を持つふたり | Guilty Pleasures | 1993年 | 2006年4月 | 小田麻紀 | ソニー・マガジンズ | |
2 | The Laughing Corpse | 1994年 | |||||
3 | 亡者のサーカス | Circus of the Damned | 1995年 | 2007年1月 | 小田麻紀 | ヴィレッジブックス | |
4 | 異形の求愛者 | The Lunatic Cafe | 1996年 | 2008年5月 | 小田麻紀 | ヴィレッジブックス | |
5 | 幽霊たちが舞う丘 | Bloody Bones | 1996年 | 2009年4月 | 小田麻紀 | ヴィレッジブックス | |
6 | 漆黒の血のダンス | The Killing Dance | 1997年 | 2010年11月 | 小田麻紀 | ヴィレッジブックス | |
7 | Burnt Offerings | 1998年 | |||||
8 | Blue Moon | 1998年 | |||||
9 | Obsidian Butterfly | 2000年 | |||||
10 | Narcissus in Chains | 2001年 | |||||
11 | Cerulean Sins | 2003年 | |||||
12 | Incubus Dreams | 2004年 | |||||
13 | Micah | 2006年 | 中編 | ||||
14 | Danse Macabre | 2006年 | |||||
15 | The Harlequin | 2007年 | |||||
16 | Blood Noir | 2008年 | |||||
17 | Skin Trade | 2009年 | |||||
18 | Flirt | 2010年2月 | 中編 | ||||
19 | Bullet | 2010年6月 | |||||
20 | Hit List | 2011年6月 | |||||
21 | Beauty | 2012年5月 | 中編 | ||||
22 | Kiss the Dead | 2012年6月 | |||||
23 | Affliction | 2013年7月 | |||||
24 | Dancing | 2013年9月 | 中編 | ||||
25 | Shutdown | [注 1] | 短編[8] | ||||
26 | Jason | 2014年12月 (予定) |
中編 | ||||
27 | Dead Ice | 2015年7月 (予定) |
妖精王女メリー・ジェントリーシリーズ
[編集]# | 邦題 | 原題 | 刊行年 |
刊行年月 |
訳者 | 出版社 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 輝ける王女の帰還 | A Kiss of Shadows | 2000年 | 2008年10月 | 阿尾正子 | ヴィレッジブックス |
2 | 嘆きの女神の秘密 | A Caress of Twilight | 2002年 | 2010年1月 | 阿尾正子 | ヴィレッジブックス |
3 | Seduced by Moonlight | 2004年 | ||||
4 | A Stroke of Midnight | 2005年 | ||||
5 | Mistral's Kiss | 2006年 | ||||
6 | A Lick of Frost | 2007年 | ||||
7 | Swallowing Darkness | 2008年 | ||||
8 | Divine Misdemeanors | 2009年 | ||||
9 | A Shiver of Light | 2014年 |
脚注
[編集]- ^ 2013年10月1日から17日まで続いたアメリカ政府機関閉鎖の期間中のみオンライン上で無料公開されていた。
出典
[編集]- ^ a b “Works by Laurell K Hamilton”. 2010年10月6日閲覧。
- ^ Alisa McCune. “A Conversation With Laurell K. Hamilton”. SF Site. 2012年8月17日閲覧。
- ^ 小田麻紀 訳者あとがき 『十字の刻印を持つふたり』 ヴィレッジブックス p.481 - p.485
- ^ Candace Benefiel (2006). Reading Laurell K. Hamilton. Libraries Unlimited. pp. 110. ISBN 0313378355
- ^ “Locus Online: Laurell K. Hamilton interview (excerpts)”. ローカス (2000年9月). 2014年9月18日閲覧。
- ^ “Laurell K. Hamilton Interview, Horror Author”. Flames Rising. 2012年10月30日閲覧。
- ^ “Laurell K. Hamilton”. 2009年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月14日閲覧。
- ^ Laurell K. Hamilton (2013年10月8日). “A present from me to you, because our government is behaving badly”. laurellkhamilton.org. 2013年11月14日閲覧。
その他のソース
[編集]- 文芸関連
-
- Joan Gordon; Veronica Hollinger, eds (1997). Blood Read: The Vampire as Metaphor in Contemporary Culture. フィラデルフィア: University of Pennsylvania Press. ISBN 0-8122-1628-8
- John Lennard (2010). “Of Sex and Faerie: Meredith Gentry's Improbable Code of Orgasm and Other Paranormal Romance”. In John Lennard. Of Sex and Faerie: Further essays on Genre Fiction. Tirril: Humanities-Ebooks. pp. 112–164. ISBN 978-1-84760-171-1
- Candace Benefiel, ed (2011). Reading Laurell K. Hamilton. コロラド: Libraries Unlimited. ISBN 0-3133-7835-5
- インタビュー
-
- Riverfront Times (2008.11)
- Locus Online Interview (2000.9)
- Interview at SFFWorld.com(2000.11)
- The SF Site: A Conversation with Laurell K. Hamilton (2004.9)
- Interview with Bankrate.com (2004.11)
- Interview on Flames Rising (2006.6)
- Interview on wotmania.com (2006.6)