ロールバッハ Ro VIII ローランド
表示
ロールバッハ Ro VIII ローランド
- 用途:旅客機
- 設計者:アドルフ・ロールバッハ
- 製造者:ロールバッハ金属飛行機
- 運用者** Deutsche Luft Hansa AG
- Compañia Aérea de Transportes Iberia SA.
- Deutsch-Russische Luftverkehrs AG
- 初飛行:1926年9月5日
- 生産数:18
- 運用開始:1926年
- 運用状況:退役
ロールバッハ Ro VIII ローランド (Rohrbach Ro VIII Roland)はロールバッハ金属飛行機が開発した旅客機である。
全金属製の高翼単葉3発機で10名までの乗客を運ぶことができた。1926年9月に初飛行し年内にドイツ・ルフトハンザに引き渡されベルリン~ロンドンおよびアルステルダム路線などのヨーロッパ各都市間路線に就航した。また創設間もないイベリア航空に貸与されマドリッド~バルセロナ線などで飛行した。
最初の生産型であるローランドI型はBMW IVエンジンを装備していて計6機が作られた。続いてBMW Vaエンジンを搭載したRo VIIIa型が3機製造され、さらに1929年にはより強力なユンカース L5エンジンを搭載するローランドII型が9機生産された。
また1機が秘密裏に爆撃機へと改造された。この型はRo VIIIMbあるいはRo XII ロカと呼ばれる。
要目 (ローランドI)
[編集]- 乗員:2名
- 搭載量:乗客 10名
- 全長:16.30 m
- 全高:4.5 m
- 空虚重量:3365 kg
- エンジン:BMW IV 3 基
- 最高速度:195 km/h (海面高度)
- 巡航速度:175 km/h (海面高度)
- 航続距離:875 km