ローマ・オリンピック1960
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ローマ・オリンピック1960 | |
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La grande olimpiade | |
監督 | ロモロ・マルチェリーニ |
脚本 |
ニコロ・フェッラーリ ダニエレ・G・ルイジ (Daniele G. Luisi) ロモロ・マルチェリーニ |
製作 | フランコ・ガリアーノ (Franco Galliano) |
公開 |
1961年5月26日 日本 1961年8月16日[1] (8月18日とも[2]) |
上映時間 | 142分(120分とも[2]) |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
『ローマ・オリンピック1960』[2]ないし『ローマ・オリンピック一九六〇』[1][3](イタリア語: La grande olimpiade、英語: The Grand Olympics)は、ロモロ・マルチェリーニが監督した、1961年のイタリアのドキュメンタリー映画。この作品は、1961年の映画を対象とした第34回アカデミー賞において、長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた[4]。
概要
[編集]142分のこの映画は、ローマで開催された1960年の第17回夏季オリンピック大会を特徴づけた行事や選手たちを取り上げている。陸上競技の100メートル競走で優勝した西ドイツのアルミン・ハリーが大きく取り上げられたほか[3]、「黒いガゼル (the black gazelle)」と称され絶対的な主役であった女子陸上競技選手ウィルマ・ルドルフや、ヨーロッパ人として初めて200メートル競走で優勝した地元イタリアのリビオ・ベルッティ、また裸足で走って優勝したエチオピアのマラソン選手アベベ・ビキラなどが映像に捉えられている。
スローモーションの多用や、ユーモラスな場面を交えた明るい雰囲気の編集が、作品の特徴となっている[3]。
日本では川本信正が監修し、北出清五郎が解説する、日本語版で公開された[1][3]。
脚注
[編集]- ^ a b c ローマ・オリンピック一九六〇 - MOVIE WALKER PRESS
- ^ a b c ローマ・オリンピック1960 - allcinema
- ^ a b c d 磯 (1961年8月22日). “ローマ・オリンピック一九六〇(イタリア) 新映画”. 朝日新聞・東京夕刊: p. 5. "さらに陸上の百メートルで一位になったドイツのハリー選手にもかなり画面をさいている。アロハシャツに、あみだの帽子、ちょっと散歩にでもゆくような格好で競技場にやってくる姿など天才はだの人柄がわかって面白い。…日本語版のせいもあって日本チームの…活躍ぶりもかなり多く … スタンド風景や、選手の日常生活にもかなり力をいれて画面にふくらみをもたせている。スローモーションフィルムもふんだんに使って、その力闘ぶりをしっかりととらえる半面、勝った者、負けえくやしがる者など選手たちのいろいろな表情にねらいをつけ、その間、ユーモラスな場面もふんだんに織りこんで、作品を明るくしている。" - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ “NY Times: The Grand Olympics”. NY Times. 2008年11月8日閲覧。