ロヒニ (人工衛星)
Rohini Satellite Series | |
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所属 | ISRO |
任務 | 技術実証衛星 |
打上げ日時 |
1979-08-10 (RTP) 1980-07-18 (RS-1) 1981-05-31 (RS-D1) 1983-04-17 (RS-D2) |
打上げ機 | SLV |
輸送ロケット | SLV |
打上げ場所 | SDHC |
任務期間 |
20ヶ月(RS-1) 9日(RS-D1) 17ヶ月(RS-D2) |
軌道減衰 |
1981-06-08 (RS-D1) 1990-04-19 (RS-D2) |
公式サイト | ISRO |
質量 | 30 Kg(RTP), 35Kg (RS-1), 38Kg(RS-D1), 41.5Kg (RS-D2) |
消費電力 |
3W(RTP) 16W (RS-1,RS-D1,RS-D2) |
電池 | Ni-Cd |
軌道要素 | |
軌道 | 400km LEO |
軌道傾斜角 | 46°(RS-1, RS-D1, RS-D2) |
高度 | 305 x 919 Km (RS-1), 186 x 418 Km (RS-D1), 371 x 861 Km (RS-D2) |
搭載機器 | |
主要搭載機器 |
Launch Vehicle monitor Solid State camera(RS-D2) |
ロヒニ、ローヒニー(Rohini)はインド宇宙研究機関によって打ち上げられた4機の人工衛星に与えられた名前。ロヒニシリーズの4機すべてがサティシュ・ダワン宇宙センターからSLVによって打ち上げられ、その内3機は軌道投入に成功した。
RTP
[編集]ロヒニ・テクノロジー・ペイロード(Rohini Technology Payload)は35kgのスピン安定型試験用人工衛星で、電力は3W。1979年8月10日に打ち上げられた。衛星にはロケットをモニターする装置が搭載されていた[1]。SLVの部分的成功(partially successful)によって衛星は予定軌道には達しなかった[2]。
RS-1
[編集]RS-1は35kgのスピン安定型試験用人工衛星で、電力は16W。1980年7月18日に打ち上げられ、軌道傾斜角44.7°、高度305 x 919kmの軌道投入に成功した。衛星はSLVの4段目のデータを提供した。軌道寿命は20ヶ月だった[3]。
RS-D1
[編集]RS-D1は38kgのスピン安定型試験用人工衛星で、電力は16W。1981年5月31日に打ち上げられた。ロケットの部分的成功により予定された高度には達せず、わずか9日の軌道寿命だった。軌道傾斜角は46°、高度は186 x 418km。衛星にはリモートセンシング用の固体カメラが搭載されていた[4]。
RS-D2
[編集]RS-D2は41.5kgのスピン安定型試験用人工衛星で、電力は16W。1983年4月17日に高度371 x 861km、軌道傾斜角46°の軌道に投入された。衛星は17ヶ月間運用され、メインペイロードのセンサーカメラで2500枚以上の写真を撮影した。カメラの領域は可視領域と赤外線領域。1990年4月19日に大気圏再突入した[5]。