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ローカス賞 中編部門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ローカス賞 中編部門(Locus Award for Best Novelette)は、ローカス賞の部門の一つ。7500~17500語の中編(ノヴェレット)が対象。1975年に開始された。

受賞作一覧

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年度は受賞年(刊行の翌年)。

年度 作品名 著者名
1975 「ランゲルハンス島沖を漂流中」"Adrift Just Off the Islets of Langerhans: Latitude 38° 54' N, Longitude 77° 00' 13" W" ハーラン・エリスン
1976 「ニュー・アトランティス」"The New Atlantis" アーシュラ・K・ル=グウィン
1977 バイセンテニアル・マン」"The Bicentennial Man" アイザック・アシモフ
1978 受賞作なし
1979 「バービーはなぜ殺される」"The Barbie Murders" ジョン・ヴァーリイ
1980 「サンドキングズ」"Sandkings" ジョージ・R・R・マーティン
1981 「いさましいちびのトースター」"The Brave Little Toaster" トマス・M・ディッシュ
1982 "Guardians" ジョージ・R・R・マーティン
1983 "Djinn, No Chaser" ハーラン・エリスン
1984 「モンキー療法」"The Monkey Treatment" ジョージ・R・R・マーティン
1985 「血をわけた子供」"Bloodchild" オクティヴィア・E・バトラー
1986 「失われた時間の守護者」"Paladin of the Lost Hour" ハーラン・エリスン
1987 「トール対キャプテン・アメリカ」"Thor Meets Captain America" デイヴィッド・ブリン
1988 「恋するレイチェル」"Rachel in Love" パット・マーフィ
1989 「睡眠時の夢の効用」"The Function of Dream Sleep" ハーラン・エリスン
1990 「ドッグウォーカー」"Dogwalker" オースン・スコット・カード
1991 「真夜中のエントロピー・ベッド」"Entropy's Bed at Midnight" ダン・シモンズ
1992 「ドラキュラの子供たち」"All Dracula's Children" ダン・シモンズ
1993 「ダニーの火星旅行」"Danny Goes to Mars" パメラ・サージェント
1994 「バンコクに死す」"Death in Bangkok" ダン・シモンズ
1995 "The Martian Child" ディヴィッド・ジェロルド
1996 「古き神々の死すとき 2137年5月」"When the Old Gods Die" マイク・レズニック
1997 "Mountain Ways" アーシュラ・K・ル=グウィン
1998 「ニュースレター」"Newsletter" コニー・ウィリス
1999 「プランク・ダイヴ」"The Planck Dive"(同時受賞) グレッグ・イーガン
「タクラマカン」"Taklamakan"(同時受賞) ブルース・スターリング
2000 「氷原のナイト・ドーン」"Huddle"(同時受賞) スティーヴン・バクスター
「ボーダー・ガード」[※ 1]"Border Guards"(同時受賞) グレッグ・イーガン
2001 「世界の誕生日」"The Birthday of the World" アーシュラ・K・ル=グウィン
2002 「地獄とは神の不在なり」"Hell is the Absence of God" テッド・チャン
2003 「ワイルド・ガールズ」"The Wild Girls" アーシュラ・K・ル=グウィン
2004 エメラルド色の習作」"A Study in Emerald" ニール・ゲイマン
2005 「妖精のハンドバッグ」"The Faery Handbag"(同時受賞) ケリー・リンク
「ロンドンにおける“ある出来事”の報告」"Reports of Certain Events in London"(同時受賞) チャイナ・ミエヴィル
2006 「I(アイ):ロボット」"I, Robot" コリイ・ドクトロウ
2007 「シスアドが世界を支配するとき」"When Sysadmins Ruled the Earth" コリイ・ドクトロウ
2008 "The Witch's Headstone" ニール・ゲイマン
2009 「第六ポンプ」"Pump Six" パオロ・バチガルピ
2010 "By Moonlight" ピーター・S・ビーグル
2011 "The Truth Is a Cave in the Black Mountains" ニール・ゲイマン
2012 "White Lines on a Green Field" キャサリン・M・ヴァレンテ
2013 「スシになろうとした女」"The Girl-Thing Who Went Out for Sushi" パット・キャディガン
2014 "The Sleeper and the Spindle" ニール・ゲイマン
2015 "Tough Times All Over" ジョー・アバークロンビー英語版
2016 "Black Dog" ニール・ゲイマン
2017 "You'll Surely Drown Here If You Stay" アリッサ・ウォン英語版
2018 "The Hermit of Houston" サミュエル・R・ディレイニー
2019 "The Only Harmless Great Thing" ブルック・ボーランダー英語版
2020 「オムファロス」"Omphalos" テッド・チャン
2021[1] 「薬」"The Pill" メグ・エリソン
2022[2] "That Story Isn't the Story" ジョン・ウィズウェル
2023[3] 「筋肉の神に、敬語はいらない」"If You Find Yourself Speaking to God, Address God with the Informal You" ジョン・チュー

注釈

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  1. ^ しあわせの理由 所収 ISBN 978-4-15-011451-0

出典

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  1. ^ 2021 Locus Awards Winners” (英語). Locus Online (2021年6月26日). 2021年6月27日閲覧。
  2. ^ locusmag (2022年6月25日). “2022 Locus Awards Winners” (英語). Locus Online. 2022年12月1日閲覧。
  3. ^ locusmag (2023年6月25日). “2023 Locus Awards Winners” (英語). Locus Online. 2024年4月8日閲覧。

外部リンク

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