ロンド・カプリチオーソ (メンデルスゾーン)
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ロンド・カプリチオーソ(Rondo capriccioso Op.14)は、フェリックス・メンデルスゾーンが作曲したピアノ曲である。作曲年代は不明だが(一説には15歳のときの作品とされる[1]。)、初版は1833年に出された。序奏付きのロンド形式である(序奏-A-B-A-C-A-コーダ)。
曲はアンダンテ、4分の4拍子の序奏で始まる。8分音符のリズムの和音に導かれて主題が現れ、次第に装飾を加えていく。
主部のロンドはプレスト、ホ短調、8分の6拍子。第2主題はト長調。ロンド主題が再現した後、ホ長調の第3主題となり、前に出てきた動機を発展させる。ホ短調に戻ってロンド主題となり、次第に曲は低音域で弱くなっていく。その後コーダに入る。
脚注
[編集]- ^ “日本語ライセンス版 メンデルスゾーンピアノ作品集 第2巻”. ヤマハの楽譜出版. 2024年10月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 『バックハウス大全集』(POCL9531-9560)のブックレット(解説:幣原映智)
関連項目
[編集]- 芸術変態論 - 日本の音楽ユニットであるALI PROJECTのアルバム。いくつかの楽曲にロンド・カプリチオーソが引用されている。