ロライマ級河川哨戒艦
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ロライマ級河川哨戒艦 | |
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P30 ロライマ | |
基本情報 | |
艦種 | 河川哨戒艦 |
建造所 | マクラーレン造船所[1] |
運用者 | ブラジル海軍[1] |
就役期間 | 1975年 - 就役中[1] |
建造数 | 3隻[1] |
要目 | |
基準排水量 | 345t[1] |
満載排水量 | 371t[1] |
全長 | 46.3m[1] |
最大幅 | 8.5m[1] |
吃水 | 1.4m[1] |
主機 | D49A-MS ディーゼルエンジン×2基[1] |
推進器 | 2軸[1] |
出力 | 4,788hp[1] |
最大速力 | 17ノット[1] |
航続距離 | 6,000海里(15ノット時)[1] |
搭載能力 | 海兵隊員10名、LAR高速艇×2隻[1] |
乗員 | 48名(うち士官5名)[1] |
兵装 | |
レーダー |
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ロライマ級河川哨戒艦(英語: Roraima class river Patrol Ship)は、ブラジル海軍の河川哨戒艦の艦級[1][2]。
ブラジルのリオデジャネイロにあるマクラーレン造船所によって建造され、1975年から1976年にかけて3隻が就役した[1]。ブラジル海軍のアマゾン小艦隊に配備されており[1]、2023年時点で3隻が運用中である[3]。
設計
[編集]アマゾン川で使用するために設計された哨戒艦で、必要に応じて海兵隊員10名とLAR高速艇2隻を搭載することができる[1][2]。
武装としてはボフォースL60 40mm機関砲1基とエリコン20mm機関砲2基、12.7mm重機関銃6基、81mm迫撃砲2基がある[1]。
近代化
[編集]3隻とも就役中に近代化改修を受けており、エンジンがボルボ D49A-MS 2基(4,788hp)に変更されている[1]。
同型艦
[編集]番号 | 艦名 | 建造所 | 就役 |
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P30[1] | ロライマ[2] Roraima[1] |
マクラーレン造船所[1] | 1975年 2月21日[1] |
P31[1] | ロンドニア Rondônia[1] |
1975年 12月3日[1] | |
P32[1] | アマパー Amapá[1] |
1976年 1月12日[1] |
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al Commodore Stephen Saunders RN, ed (2015) (英語). Jane's Fighting Ships 2015-2016. Jane's Information Group. p. 80. ISBN 978-071063143-5
- ^ a b c 『週刊ワールドウェポン No51』デアゴスティーニ、2003年9月16日、21頁。
- ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 385. ISBN 978-1-032-50895-5