ロミオとジュリエット (1908年のアメリカ合衆国の映画)
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ロミオとジュリエット | |
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Romeo and Juliet | |
監督 | J・スチュアート・ブラックトン |
原作 | ウィリアム・シェイクスピア |
出演者 |
ポール・パンザー フローレンス・ローレンス |
製作会社 | ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカ |
配給 |
ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカ 横田商会 |
公開 |
1908年6月6日 1910年5月1日 |
上映時間 | 約10分(1巻、915フィート) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『ロミオとジュリエット』(英語: Romeo and Juliet , 「ロミオとジュリエット」主人公らの名)は、1908年(明治41年)製作・公開、ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカ(ヴァイタグラフ・スタジオ)製作・配給によるアメリカ合衆国のサイレント映画、短篇映画である[1]。
略歴・概要
[編集]ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカが当時量産していた短篇映画の1作であり、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』(1595年前後)の3度目の映画化作品であるとされる[2]。同作はアメリカ合衆国では、同年6月6日に公開された[1]。同年、イギリスでもゴーモンが映画化、11日後の同年6月17日に英国内で公開している[2][3]。
日本では、日活の前身の1社である横田商会が配給し、1910年(明治43年)5月1日、東京・浅草公園六区の富士館を皮切りに公開された[4]。同時上映は、 尾上松之助を主演に同社が製作した『小楠公』と詳細不明の同社製作作品『大杯酒戦の強者』である[5]。
現在、本作の原版は散逸し現存しないが、上映用プリントが現存する[6]。
スタッフ・作品データ
[編集]- 監督 : J・スチュアート・ブラックトン
- 原作 : ウィリアム・シェイクスピア
- 上映時間(巻数、フィート数) : 約10分(1巻もの、915フィート)[6]
- フォーマット : 白黒映画(彩色)[6] - スタンダードサイズ(1.37:1) - サイレント映画
- 日本初回興行 : 浅草・富士館 [4]
キャスト
[編集]- クレジット順
- ポール・パンザー (Paul Panzer) - ロミオ
- フローレンス・ローレンス - ジュリエット
- アルファベット順
- ジョン・G・アドルフィ (John G. Adolfi) - ティボルト
- ジョゼフィン・アトキンソン (Josephine Atkinson[7]) - 端役
- ルイーズ・カーヴァー (Louise Carver) - 乳母
- チャールズ・チャップマン (Charles Chapman[8]) - モンタギュー
- グラディス・ヒューレット (Gladys Hulette)
- チャールズ・ケント (Charles Kent) - キャピュレット
- ウィリアム・V・レイナス (William V. Ranous) - 僧ロレンス
- ウィリアム・シー (William Shea) - ピーター
- ハリー・ソルター
- フローレンス・ターナー (Florence Turner)
関連事項
[編集]註
[編集]- ^ a b Romeo and Juliet, Internet Movie Database , 2010年7月27日閲覧。
- ^ a b William Shakespeare - IMDb , 2010年7月27日閲覧。
- ^ Romeo and Juliet - IMDb , 2010年7月27日閲覧。
- ^ a b 『日本映画発達史 I 活動写真時代』 、田中純一郎、中公文庫、1975年12月10日 ISBN 4122002850, p.190.
- ^ 小楠公、日本映画データベース、2010年7月27日閲覧。
- ^ a b c Romeo and Juliet, silentera.com , 2010年7月26日閲覧。
- ^ Josephine Atkinson - IMDb , 2010年7月27日閲覧。
- ^ Charles Chapman - IMDb , 2010年7月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- Romeo and Juliet - silentera.com
- Romeo and Juliet - IMDb