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ロマンチカ (フェリー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロマンチカ
タリンに入港するロマンチカ(2014年8月12日)
基本情報
船種 フェリー
クラス ロマンチカ級
船籍 エストニアの旗 エストニアタリン (2002年-2009年)
ラトビアの旗 ラトビアリガ (2009年-)[1]
所有者 タリンク
運用者 タリンク
建造所 アケル造船所フィンランドラウマ[1]
建造番号: 433[1]
IMO番号 9237589[1]
経歴
発注 2000年8月30日[1]
起工 2001年5月23日[1]
進水 2001年12月14日[1]
就航 2002年5月21日[1]
現況 現役
要目
総トン数 40,803トン
載貨重量 4,500トン
長さ 192.9m
29m
喫水 6.5m
デッキ数 12層[2]
主機関 バルチラ 16V32 ディーゼルエンジン4基、総出力26240kW
速力 22ノット
旅客定員 2,500人 (船室727、寝台2,172)
車両搭載数 470両 (レーン長さ:1,030m[2][3])
その他 耐氷仕様: 1A Super[3]
テンプレートを表示

ロマンチカ(MS Romantika)は、エストニアタリンクが運航するクルーズフェリー。タリンクが初めて新造した船である。

運航

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2002年、ラウマアケル造船所で建造された。2002年からヘルシンキ - タリン航路で運航され、2006年により新しいギャラクシーによって代替されるまで続いた。その後、タリン - マリエハムン - ストックホルム間の航路での運航を姉妹船であるヴィクトリアIと共に担った[1]

2009年5月、バルティック・クイーンが就航すると、ストックホルム - リガ航路に回された[4]。同時に船籍をエストニアからラトビアに変更した。2014年8月にシリヤ・ヨーロッパが傭船されると、再びタリン - マリエハムン - ストックホルム航路で運航されることになった[1]

設備

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12層からなるロマンチカは、スイート(デッキ8、9)、デラックス(デッキ8、9)、A(デッキ5、バリアフリー2室)、B(デッキ5、8、9内側)の4クラスからなる船室を有している[5]

共有施設としてキッズルーム、レストラン、バーをデッキ7に、会議室、サウナをデッキ9に、免税店とインフォメーションをデッキ6に有する他、ディスコやナイトクラブ、カジノなどの設備を保有している[6][7][8][9][10][11]

その他

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2002年には、エストニア旅行観光協会によって最優秀観光施設賞を受賞している[12]

関連項目

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j Asklander, Micke. “M/S Romantika (2002)” (スウェーデン語). Fakta om Fartyg. 2009年5月13日閲覧。
  2. ^ a b Fakta”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  3. ^ a b Technical info & Terminals”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  4. ^ Tallink company presentation” (PDF). タリンク (2008年11月18日). 2008年11月18日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ Cabins”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  6. ^ Eat and Drink”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  7. ^ Shopping”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  8. ^ Wellness”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  9. ^ For Children”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  10. ^ Other Services”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  11. ^ Grupp & konferens”. タリンク. 2014年9月29日閲覧。
  12. ^ Awards of the Year”. Estonian Travel and Tourism Association (2013年). 2008年11月18日閲覧。

外部リンク

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