コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ロベルト・ラモス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロベルト・ラモス
Roberto Ramos
メキシコシティ・レッドデビルズ #48
基本情報
国籍 メキシコの旗 メキシコ
出身地 ソノラ州エルモシージョ
生年月日 (1994-12-28) 1994年12月28日(29歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
253 lb =約114.8 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 2014年 MLBドラフト16巡目
初出場 KBO / 2020年5月5日
最終出場 KBO / 2021年6月8日
年俸 $600,000 (2021年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ロベルト・ラモス (Roberto Ramos , 1994年12月28日 - ) は、メキシコソノラ州エルモシージョ出身のプロ野球選手 (一塁手) 。右投左打。メキシカンリーグメキシコシティ・レッドデビルズ所属。

KBOリーグLGツインズの歴代最多シーズン本塁打記録を持つ。

経歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

高校時代に2013年MLBドラフトで指名がなかったため、キャニオンズ大学英語版に進学した。

プロ入りとロッキーズ傘下時代

[編集]

2014年MLBドラフト16巡目 (全体473位) でコロラド・ロッキーズから指名されプロ入り[1]。傘下のA-級トリシティ・ダストデビルズ英語版でプロデビューし、その後ルーキー級グランドジャンクション・ロッキーズに送られた。この年は2チーム合計で39試合に出場して打率.213、3本塁打、17打点の成績を記録した。

2015年はルーキー級グランドジャンクションで開幕を迎え、6月にA級アッシュビル・ツーリスツに昇格。2チーム合計で55試合に出場して打率.332、15本塁打、50打点の成績を記録した。

2016年もルーキー級グランドジャンクションで開幕を迎え、シーズン途中にA+級モデスト・ナッツに昇格。故障による3ヶ月の離脱があったが、2チーム合計で32試合に出場して打率.304、7本塁打、32打点の成績を記録した。

2017年はA+級ランカスター・ジェットホークスで1年間プレーし、122試合に出場して打率.297、13本塁打、68打点の成績を記録した[2]

2018年はA+級ランカスターで開幕を迎えた[3]カリフォルニアリーグのオールスターに選出され[4][5]、ホームランダービーで優勝を飾った[6]。その後6月にAA級ハートフォード・ヤードゴーツに昇格[7]。2チーム合計で121試合に出場して打率.269、32本塁打、77打点の成績を記録した。

2019年はAAA級アルバカーキ・アイソトープスで1年間プレーし[8]パシフィックコーストリーグのオールスターに選出された[9]。シーズンでは127試合に出場して打率.309、30本塁打、105打点と好成績を記録したが、メジャーに昇格することはなかった。オフにはアリゾナ・フォールリーグソルトリバー・ラフターズ英語版でもプレーした[10]

韓国・LG時代

[編集]

2020年1月21日にラモスの保有権がKBOリーグLGツインズに譲渡され、翌日にLGと50万ドルの単年契約を結んだことが発表された[11]。シーズンでは117試合に出場して打率.278、38本塁打、86打点の成績を記録した。本塁打はメル・ロハス・ジュニアに次ぐリーグ2位で、球団の歴代最多シーズン本塁打記録を更新した[12][13]。オフの12月22日にLGと再契約した[14]

2021年は開幕から打率・本塁打数ともに低迷し、更に6月8日の試合を最後に腰の負傷により欠場に入ると、ジャスティン・ボーアの獲得に伴い6月29日にウェーバー公示された[15]

レッドソックス傘下時代

[編集]

2022年2月9日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[16]。6月27日に自由契約となった[16]

メキシカンリーグ時代

[編集]

2022年7月3日にメキシカンリーグメキシコシティ・レッドデビルズと契約した[16]

詳細情報

[編集]

年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
2020 LG 117 494 431 74 120 17 2 38 255 86 2 0 0 4 55 5 4 136 7 .278 .362 .592 .954
2021 51 205 185 14 45 7 1 8 78 25 0 0 0 0 18 0 0 43 2 .243 .317 .422 .739
KBO:2年 168 699 616 88 165 24 3 46 333 111 2 0 0 4 73 5 4 179 9 .268 .349 .541 .890
  • 2021年度シーズン終了時

背番号

[編集]
  • 65 (2020年 - 同年途中)
  • 44 (2020年途中 - 2021年)

脚注

[編集]
  1. ^ 12 Current and/or Former WSC Players Drafted in 2014 MLB Draft” (英語). Western State Conference (2014年6月12日). 2020年12月13日閲覧。
  2. ^ Pipeline names Rockies' Prospects of the Year” (英語). MLB.com. 2020年12月13日閲覧。
  3. ^ Jethawks Unveil Roster for 2018, April 5 Season Opener” (英語). SCVNews.com (2018年3月30日). 2020年12月13日閲覧。
  4. ^ Reed, Ramos headline Cal League All-Stars” (英語). MiLB.com. 2020年12月13日閲覧。
  5. ^ Denver Sports Omelette: 2018 all-stars in the Colorado Rockies farm system” (英語). The Denver Post (2018年7月6日). 2020年12月13日閲覧。
  6. ^ JetHawks' Ramos wins Cal League Derby” (英語). MiLB.com. 2020年12月13日閲覧。
  7. ^ Goats' Ramos cracks two more homers” (英語). MiLB.com. 2020年12月13日閲覧。
  8. ^ Writer, Geoff Grammer | Journal Staff. “Ramos finds early rhythm” (英語). www.abqjournal.com. 2020年12月13日閲覧。
  9. ^ Isotopes First Baseman Roberto Ramos Added to PCL All-Star Roster, Home Run Derby” (英語). MiLB.com. 2020年12月13日閲覧。
  10. ^ BSN Exclusive: Ramos and Welker highlight Rockies' Arizona Fall League roster” (英語). DNVR (2019年9月2日). 2020年12月13日閲覧。
  11. ^ 유지호 (2020年1月23日). “Ex-minor league infielder Ramos signs with KBO's LG Twins” (英語). Yonhap News Agency. 2020年12月13日閲覧。
  12. ^ 유지호 (2020年10月30日). “(LEAD) From MVP-worthy slugger to bearded aces, foreign players dominate KBO statistical leaderboards” (英語). Yonhap News Agency. 2020年12月13日閲覧。
  13. ^ 유지호 (2020年11月25日). “KBO's Twins part ways with pitcher Wilson” (英語). Yonhap News Agency. 2020年12月13日閲覧。
  14. ^ https://news.joins.com/article/23951779
  15. ^ LG트윈스 LG트윈스, 외국인 선수 저스틴 보어 영입”. LG (2021年6月30日). 2022年11月14日閲覧。(朝鮮語)
  16. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2022年11月14日閲覧。


外部リンク

[編集]