ロバート・トーム
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ロバート・トーム、またトム(英: Robert Thom、中: 羅伯聃、1807年8月10日 - 1846年9月14日) はイギリスの外交官、中国語研究者。
『イソップ物語』の英中対訳本『意拾諭言』を著し、1840年にCanton Pressから出版された。 『意拾諭言』の中国語には南京官話と広東語とで発音が示されていた。 また、中国の文化に沿うように翻案されており、中国人の衣装を身にまとったイソップと評された。
南京条約の交渉で通訳をつとめ、開港後の寧波で初代イギリス領事となった。
参考文献
[編集]- 内田慶市、狹間直樹(編)、2001、「欧米人の学んだ中国語-ロバート・トームの『意拾喩言』を中心に」、『西洋近代文明と中華世界』(pdf)、京都大学学術出版会 pp. 143-159
- 内田慶市『中国語学概説 15 文化の翻訳(3)』(iTunesU)関西大学、該当時間: 18分頃から 。2014年6月1日閲覧。