ロナルド・モース
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ロナルド・A・モース | |
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生誕 |
1933年6月9日(91歳)1938年 アメリカ合衆国 ニューヨーク |
研究分野 | 文学歴史学、政治学経済学 |
研究機関 |
国防総省 国務省 エネルギー省 メリーランド大学 ネバダ大学 麗澤大学 |
出身校 |
カリフォルニア大学 プリンストン大学院 |
プロジェクト:人物伝 |
ロナルド・アラン・モース(Ronald Allan Morse、1938年6月9日 - )は、アメリカ合衆国の著作家、政府官僚、記者、発明家、教授。
米国ニューヨーク生まれ。国防総省・国務省・エネルギー省OBであり、日米関係研究の第一人者と呼ばれている[1]。柳田國男の『遠野物語』の英訳者。新型インフルエンザ対策用マスクの発案者。株式会社エースインターナショナルジャパンの最高顧問[2]。
学歴
[編集]経歴
[編集]1974年から1981年にかけて、国防総省(戦略貿易チーム主任研究員)、国務省(日本国内政策・外交政策担当)、エネルギー省(中東・アジア担当)で政策立案・分析に従事。このあとウッドロー・ウィルソン国際センター(アジア計画部副部長)、米国議会図書館特別補佐官、米経済戦略研究所(ESI)副所長(1988)などを歴任[4]。
1993年12月メリーランド大学国際プロジェクト部長[5]、1992年6月日本の郵政省郵政研究所客員研究官兼任. カリフォルニア大学ロサンゼルス校歴史学部日本学科教授[6]。ネバダ州立大学教授。タフツ大学のフレッチャー法律外交スクールの国際ビジネス教授[3]。1996年9月、麗澤大学教授。リサーチコンサルタント会社、アナポリス・インターナショナル社社長。
産経新聞(1996年6月3日)で、日本の政界、官界、経済界、有識者・ジャーナリズムの四分野で日米問題に影響力を持つ100人を選び「日本版モース・ターゲット」を作成した。米政府にも提供され、日本に対処する際の有力な指針となった[7]。
柳田國男の「英訳遠野物語」を出版(2008年)。2012年、遠野市より遠野文化賞を受賞[8]。
著作
[編集]共編著
[編集]- 『目を覚ませ日米関係』(日下公人共著、PHP研究所、1995年)
- 『「無条件勝利」のアメリカと日本の選択』(編著、時事通信社外信部ほか訳、時事通信社、2002年)
- 『「見えない資産」の大国・日本 中国・アメリカにはない強みとは』(大塚文雄/日下公人共著、祥伝社、2010年)
- 『世界の中の柳田国男』(赤坂憲雄共編、藤原書店、2012年)
- 『「強い日本」を取り戻すためにいま必要なこと』(日下公人/田久保忠衛共著、PHP研究所、2013年)
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