ロドルフォ・ビアジ
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ロドルフォ・ビアジ | |
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Rodolfo Biagi | |
基本情報 | |
生誕 | 1906年5月14日 |
出身地 |
アルゼンチン ブエノスアイレス |
死没 |
1969年9月24日(63歳没) アルゼンチン ブエノスアイレス |
ジャンル | タンゴ |
職業 | 指揮者、ピアニスト、作曲家 |
担当楽器 | ピアノ |
ロドルフォ・ビアジ(Rodolfo Biagi、1906年5月14日 - 1969年9月24日)は、タンゴの楽団代表、ピアニスト、作曲家。
生涯
[編集]1906年5月14日、アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれる。
13歳のときに、映画館でのピアノ伴奏をすることにより、ピアニストとしてデビューを果たす。タンゴの楽団を転々したあと、1935年、ファン・ダリエンソ楽団に入団し、ピアノ演奏も、バンドネオンのリズムを大切にするなど、個性を発揮する。
1938年に、自らが代表を務めるロドルフォ・ビアジ楽団(Rodolfo Biagi y Su Orquesta)を結成する。その後、タンゴの黄金期で活躍する。特に、歌を大切にしていた。彼は自らの楽団で202曲の録音を残した。すべての楽器による極限まで短いスタッカート[1]で知られている。これはもともとダリエンソ楽団で披露していたものだったが、ビアジはそのスタッカートを聞き取れないほどにまで細かくそして短くした。
その超絶技巧から「Manos Brujas(妖しい手)」と呼ばれた。1969年9月24日死去した。
様式
[編集]ラ・クンパルシータの有名な「音無しのリズム」直前に行われる右手の装飾音は1937年のビアジの発案に拠るものだが、非常に素早い指の運動が必要であるため、わざとゆっくり弾くピアニストが多い。
録音
[編集]YouTubeにも、ロドルフォ・ビアジ楽団の演奏が、アップロードされている[2][3][4]。