ロットン・パーク・ロード駅
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ロットン・パーク・ロード駅 | |
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ハーボーン駅発、ロットン・パーク・ロード駅行きの、1934年の乗車券 | |
Rotton Park Road | |
所在地 | 北緯52度28分49秒 西経1度56分45秒 / 北緯52.4802度 西経1.9458度 |
所属事業者 | ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(LNWR) |
所属路線 | ハーボーン鉄道 |
キロ程 | (バーミンガム・ニュー・ストリート駅起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線(1903年以降) |
開業年月日 | 1874年8月10日 |
廃止年月日 | 1934年11月26日 |
ロットン・パーク・ロード駅(ロットン・パーク・ロードえき、Rotton Park Road railway station)は、かつてイングランドにあった鉄道駅で、ハーボーン鉄道によって建設され、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道 (London and North Western Railway, LNWR) によって1874年から1934年まで運用されていた。
この駅の利用圏はバーミンガムのエジバストン地域の一部で、駅はロットン・パーク・ロード (Rotton Park Road) とジロット・ロード (Gillott Road) の交差点の近くに位置していた。
当初は1面1線であったが、運行本数の増加に伴い、1903年に交換線が設けられて島型の1面2線となり、プラットホームへ向かうための跨線橋も設けられた[1]。しかし、20世紀初頭には、道路交通の発達、特にバーミンガム・コーポレーション・トラムウェイズ (Birmingham Corporation Tramways) による路面電車網の発達により、利用する乗客数は減少した[2]。
1934年にハーボーン鉄道は旅客営業を廃止したため駅も廃止された。その後も1963年まで貨物営業が継続されたが、ロットン・パーク・ロード駅の交換線は旅客営業の廃止後程なくして撤去され、棒線化がなされた[3]。今日では跡地にも駅があった痕跡はほとんど残っていない。駅を通過していた線路敷の跡は、ハーボーン自然歩道 (the Harborne Nature Walk) の一部となっている。
隣の駅
[編集]- ハーボーン鉄道(廃線)
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- ハグリー・ロード駅 - ロットン・パーク・ロード駅 - イックニールド・ポート・ロード駅
脚注
[編集]- ^ Clewley, John T. (1974). “Further Reminiscences of the Harborne Line, Birmingham”. Stephenson Locomotibe Society Journal: 311.
- ^ Preston Hendry, R., Powell Hendry, R., (1982) An historical survey of selected LMS stations : layouts and illustrations. Vol. 2 Oxford Publishing
- ^ Whitehouse, Patrick B. (1950). “The Harnborne Railway”. The Railway Magazine (October): 654.