コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ロッタン・ジットムアンノン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロッタン・ジットムアンノン
基本情報
本名 Tinnakorn Srisawat
通称 破壊神、ジ・アイアンマン、ザ・タンク
階級 フライ級 (ONE)
フェザー級スーパーフェザー級 (ムエタイ)
身長 168cm
体重 61kg
リーチ 165cm
国籍 タイ王国の旗 タイ
誕生日 (1997-07-23) 1997年7月23日(27歳)
出身地 パッタルン県
所属 ジットムアンノンジム
スタイル ムエタイオーソドックス
プロキックボクシング戦績
総試合数 325
勝ち 272
敗け 43
引き分け 10
テンプレートを表示

ロッタン・ジットムアンノンRodtang Jitmuangnon1997年7月23日 - )は、タイ男性ムエタイ選手パッタルン県出身。ジットムアンノンジム所属。元オムノーイスタジアムスーパーフェザー級王者。現ONEムエタイ世界フライ級王者。

来歴

[編集]

8歳からムエタイの試合に出場。14歳の時にバンコクに移住しジットムアンノンジム所属となった。

2016年1月2日、Petchprakan Kor. KlanbutとMAXムエタイ125ポンド級(56.7kg)タイトルマッチで対戦し、判定勝ちで王座獲得に成功した。

2017年7月29日、Chai Sor.Jor.Toypadriewとオムノーイスタジアムスーパーフェザー級(58.9kg)王座決定戦で対戦し、判定勝ちで王座獲得に成功した。

2018年6月17日、RISE 125で那須川天心と初代RISE世界フェザー級(57.1kg)王座決定戦で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2018年10月25日、ルンキット・モーベストカマラーとラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級(58.9kg)王座決定戦で対戦し、5R判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2018年11月17日、RISE 129で裕樹と59kg契約で対戦し、判定勝ち。

2018年11月18日、RISE WORLD SERIES 2019 トーナメントの開催発表記者会見に出席。「トーナメントは全力で戦います。私ももう一度天心と試合をしたいです。」と参戦を表明した[1]

2019年1月22日、RISE WORLD SERIES 2019 トーナメントの1回戦でフレッド・コルデイロと対戦することが発表されていたが、RISE運営から「ジムサイドには参戦合意をもらっていたが、契約元のONE Championshipとの話し合いが上手く進まず、試合スケジュール期間が合わないため参戦不可能との返答があった」と出場が取りやめになったことが発表され、代替選手としてロッタンに勝利しているラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者ルンキット・モーベストカマラーのトーナメント参戦が発表された[2]

2019年8月2日、ONE Championship: Dawn Of HeroesのONEムエタイ世界フライ級(61.2kg)タイトルマッチで王者のジョナサン・ハガティーに挑戦し、5R判定勝ちで王座獲得に成功した。

2019年8月16日、現役ラジャダムナンスタジアム認定ライト級(61.2kg)王者セクサン・オー・クワンムアンと対戦し判定勝ち。9月12日にも再び対戦し判定勝ちを収め返り討ちにした。この試合はラジャダムナンスタジアムの2019年ファイト・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

2019年10月13日、ONE Championship: CenturyのONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチで挑戦者のボルター・ゴンサルベスと対戦し、2-1の判定勝ちで王座の初防衛に成功した。

2020年1月10日、ONE Championship: A New TomorrowのONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチで挑戦者のジョナサン・ハガティーと再戦し、3度ダウンを奪ってTKO勝ちを収め、2度目の王座防衛に成功した。

2020年1月31日、KING OF KNOCK OUTライト級王者ヨードレックペット・オー・ピティサックと61.2kg契約で対戦し、判定勝ちを収めた[3]

2020年2月27日、ラジャダムナンスタジアムでガオナー・PKセンチャイムエタイジムと対戦し、判定負けを喫するが、2020年10月5日に再戦し、判定勝ちでリベンジを果たした。

2020年7月31日、ONE Championship: NO SURRENDERのONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチで挑戦者のペッダム・ペッティンディーアカデミーと対戦し、2-0の判定勝ちを収め、3度目の王座防衛に成功した[4]

2021年2月26日、ONE Championship: Fists Of FuryにてONEキックボクシングルールでタギール・カリロフと対戦し、判定勝ちを収めた。

2022年3月26日、ONE Championship: ONE Xで元UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンと3分4Rのミックスルール(1Rと3Rがムエタイルール、2Rと4Rが総合格闘技ルール)で対戦し、2Rにリアネイキドチョークで絞め落とされて一本負け[5][6]

2022年5月20日、ONE 157で開催されたONEフライ級ムエタイワールドグランプリの1回戦でジェイコブ・スミスと対戦し、判定勝ちを収めた[7]。2022年8月27日にグランプリ準決勝でザバス・マイケルと対戦予定だったが、ロッタンは病気のため尿比重値測定のための尿サンプルを提出することができず試合を欠場した。

2022年11月19日、ONE on Prime Video 4のONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチでONE世界ストロー級ムエタイ王者で挑戦者のジョセフ・ラシリと対戦し、2度ダウンを奪い、3-0の判定勝ちを収め、4度目の王座防衛に成功した[8]

2023年5月6日、ONE Fight Night 10のONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチで挑戦者のエドガー・タバレスと対戦し、1Rに肘打ちでTKO勝ちを収め、5度目の王座防衛に成功した。

2023年9月22日、ONE Friday Fights 34のメインイベントでONEキックボクシング世界フライ級王者のスーパーレック・キアトモー9と対戦し、0-3の判定負けを喫した。本来はONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチとして行われる予定だったが、挑戦者のスーパーレックがフライ級の契約体重である135ポンド(-61.2kg)を5ポンド(2.27kg)超過したため、試合は140ポンド(63.5kg)のキャッチウェイトによるノンタイトル戦に変更して行われた。

2024年1月28日のONE 165武尊と対戦する予定だったが、負傷により欠場することとなった[9]

戦績

[編集]
キックボクシング 戦績
325 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
272 10 0
43
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ジェイコブ・スミス 試合前 ONE 169
【ONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチ】
2024年11月8日
デニス・ピューリック 3R終了 判定3-0 ONE 167 2024年6月8日
× スーパーレック・キアトモー9 3R終了 判定0-3 ONE Friday Fights 34 2023年9月22日
エドガル・タバレス 2R 1:40 TKO(肘打ち) ONE Fight Night 10
【ONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチ】
2023年5月6日
ジドゥオ・イブ 3R終了 判定3-0 ONE Fight Night 6 2023年1月14日
ジョセフ・ラシリ 5R終了 判定3-0 ONE on Prime Video 4
【ONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチ】
2022年11月19日
ジェイコブ・スミス 3R終了 判定3-0 ONE 157
【ONEフライ級ムエタイワールドグランプリ1回戦】
2022年5月20日
ダニエル・ウィリアムス 3R終了 判定3-0 ONE on TNT 1 2021年4月7日
タギール・カリロフ 3R終了 判定2-1 ONE Championship: Fists Of Fury 2021年2月26日
ヨックンタップ・ソーゴー.スンガイジム 5R終了 判定 Jitmuangnon + Sor.CafeMuayThai, OrTorGor.3 Stadium 2020年11月14日
ガオナー・PKセンチャイムエタイジム 5R終了 判定 R1 UFA 2020年10月5日
ペッダム・ペッティンディーアカデミー 5R終了 判定2-0 ONE Championship: NO SURRENDER
【ONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチ】
2020年7月31日
× ガオナー・PKセンチャイムエタイジム 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム 2020年2月27日
ヨードレックペット・オー・ピティサック 5R終了 判定 Phuket Super Fight Real Muay Thai 2020年1月31日
ジョナサン・ハガティー 3R 2:39 KO(3ダウン:左ボディフック) ONE Championship: A New Tomorrow
【ONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチ】
2020年1月10日
ボルター・ゴンサルベス 5R終了 判定2-1 ONE Championship: Century
【ONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチ】
2019年10月13日
セクサン・オー・クワンムアン 5R終了 判定3-0 ラジャダムナンスタジアム 2019年9月12日
セクサン・オー・クワンムアン 5R終了 判定 Muay Thai Superfight 2019年8月16日
ジョナサン・ハガティー 5R終了 判定3-0 ONE Championship: Dawn Of Heroes
【ONEムエタイ世界フライ級タイトルマッチ】
2019年8月2日
ソク・ティー 2R 1:06 TKO(ローキック) ONE Championship: Warriors Of Light 2019年5月10日
ハキム・ハメッシュ 3R終了 判定2-1 ONE Championship: A New Era 2019年3月31日
チョーファー・トー.センティアンノーイ 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム 2019年3月7日
ファディ・カレッド 3R終了 判定 ONE Championship: Hero's Ascent 2019年1月25日
裕樹 3R終了 判定 RISE 129 2018年11月17日
× ルンキット・モーベストカマラー 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム
【ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王座決定戦】
2018年10月25日
セルジオ・ヴィールセン 3R終了 判定3-0 ONE Championship: Conquest of Heroes 2018年9月22日
チョーファー・トー.センティアンノーイ 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム 2018年8月30日
スーパーバンク・モーラタナバンティット 5R終了 判定 Wandetchit + Birthday Supit + Muaydee VitheeThai Super Fight 2018年8月7日
モンコンゲーオ・ソー.ソンマイ 4R KO(左フック) ラジャダムナンスタジアム 2018年7月12日
× 那須川天心 5R+延長1R終了 判定0-3 RISE 125
【RISE世界フェザー級王座決定戦】
2018年6月17日
ロートレック・ジャオタライトーン 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム 2018年5月23日
Phetnamngam Aor.Kwanmuang 5R終了 判定 サイアムオムノーイスタジアム
【オムノーイスタジアムスーパーフェザー級タイトルマッチ】
2018年4月28日
スアキム・PKセンチャイムエタイジム 5R終了 判定 WanParunchai + Poonseua Sanjorn 2018年3月28日
ペッダム・ペッチンディーアカデミー 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム 2018年2月8日
ヘイドンホーク・シャラオアンカラ 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム 2018年1月21日
Phetnamngam Aor.Kwanmuang 5R終了 判定 2018年1月17日
Mongkonkeaw Sor.Sommai 5R終了 判定 ラジャダムナンスタジアム 2017年12月21日
Pakkalek Tor.Laksong 5R終了 判定 ルンピニースタジアム 2017年11月28日
PhetMorakot Sor.Sommai 5R終了 判定 ルンピニースタジアム 2017年11月3日
Ncedo Gomba 3R終了 判定 Top King World Series 29 2017年9月30日
Mongkonkeaw Sor.Sommai 5R終了 判定 【オムノーイスタジアムスーパーフェザー級タイトルマッチ】 2017年9月9日
Sakchainoi M.U.Den 5R終了 判定 2017年8月18日
Chai Sor.Jor.Toypadriew 5R終了 判定 オムノーイスタジアム
【オムノーイスタジアムスーパーフェザー級王座決定戦】
2017年7月29日

ミックスルール

[編集]
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× デメトリアス・ジョンソン 2R 2:13 リアネイキドチョーク ONE Championship: ONE X 2022年3月26日

獲得タイトル

[編集]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
前王者
ジョナサン・ハガティー
第3代ONEムエタイ世界フライ級王者

2019年8月2日 - 現在

次王者
N/A