ロッキン・アット・ザ・ホップス
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『ロッキン・アット・ザ・ホップス』 | ||||
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チャック・ベリー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロックンロール | |||
時間 | ||||
レーベル | チェス・レコード | |||
プロデュース | レナード・チェス、フィル・チェス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャック・ベリー アルバム 年表 | ||||
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『ロッキン・アット・ザ・ホップス』(Rockin' at the Hops)は、チャック・ベリーが1960年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]1959年から1960年にかけてリリースされたシングルA面/B面曲8曲と、本作が初出の「ダウン・ザ・ロード・アピース」、「コンフェッシン・ザ・ブルース」、「ベティ・ジーン」、「ドリフティング・ブルース」から成る[1]。アメリカ国外では『Rockin' with Chuck』というタイトルで発売された[1]。「ダウン・ザ・ロード・アピース」は、ウィル・ブラッドリー・トリオが1940年にシングル・ヒットさせた曲のカヴァーで、ローリング・ストーンズのアルバム『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』(1965年)には、ベリーのヴァージョンに基づいたカヴァーが収録された[2]。
Bruce Ederはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「『ロッキン・アット・ザ・ホップス』は捨て曲がないだけでなく、当時は十分に顧みられてこなかったベリーのブルージーな一面が、レコード全体に詰め込まれている」と評している[3]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はチャック・ベリー作。6.はインストゥルメンタル。
- バイ・バイ・ジョニー "Bye Bye Johnny" – 2:06
- ウォリード・ライフ・ブルース "Worried Life Blues" (Big Maceo Merriweather) – 2:11
- ダウン・ザ・ロード・アピース "Down the Road a Piece" (Don Raye) – 2:13
- コンフェッシン・ザ・ブルース "Confessin' the Blues" (Jay McShann, Walter Brown) – 2:09
- トゥー・プープト・トゥ・ポップ "Too Pooped to Pop" (Billy Davis) – 2:35
- マッド・ラッド "Mad Lad" – 2:09
- アイ・ガット・トゥ・ファインド・マイ・ベイビー "I Got to Find My Baby" – 2:15
- ベティ・ジーン "Betty Jean" – 2:28
- チャイルドフッド・スウィートハート "Childhood Sweetheart" – 2:44
- ブロークン・アロー "Broken Arrow" – 2:22
- ドリフティング・ブルース "Driftin' Blues" (Eddie Williams, Johnny Moore, Charles Brown) – 2:19
- レット・イット・ロック "Let It Rock" – 1:44
2010年再発CD (UICY-94627) ボーナス・トラック
[編集]2017年再発盤(UICY-78360)も同様の内容となっている。
- オールモスト・グロウン(テイク14) "Almost Grown (Take 14)"
- オールモスト・グロウン(テイク28) "Almost Grown (Take 28)"
- ブルー・オン・ブルー(オルタネイトA/K/Aアップチャック) "Blue on Blue (Alternate)"
- ブルー・オン・ブルー(インストゥルメンタル) "Blue on Blue (Instrumental)"
- ベティ・ジーン(オルタネイト・テイク14) "Betty Jean (Alternate Take14)"
- ベティ・ジーン(オルタネイト・テイク17) "Betty Jean (Alternate Take17)"
- カウンティ・ライン "County Line"
- チャイルドフッド・スウィートハート(オルタネイト) "Childhood Sweetheart (Alternate)"
- ワン・オクロック・ジャンプ(インストゥルメンタル) "One O'Clock Jump (Instrumental)"
- アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー(テイク3) "I Just Want to Make Love to You (Take 3)"
- ブロークン・アロー(テイク21) "Broken Arrow (Take 21)"
- レット・イット・ロック(オルタネイト・テイク) "Let It Rock (Alternate Take)"
- トゥー・プープト・トゥ・ポップ(テイク4A) "Too Pooped to Pop (Take 4A)" (B. Davis)
- セイ・ユール・ビー・マイン(エクアドルス) "Say You'll Be Mine"
- レット・ミー・スリープ・ウーマン(エクアドルス) "Let Me Sleep Woman"
脚注
[編集]- ^ a b Rudolph, Dietmar. “Chuck Berry Collector's Guide - The Chess Era (1955-1966)”. 2018年7月23日閲覧。
- ^ 越谷政義 (2017年12月30日). “【連載】Vol.035「Mike's Boogie Station=音楽にいつも感謝!=」”. BARKS. Japan Music Network. 2018年7月23日閲覧。
- ^ Eder, Bruce. “Rockin' at the Hops - Chuck Berry”. AllMusic. 2018年7月23日閲覧。