ロスラヴリ
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座標: 北緯53度57分10秒 東経32度51分50秒 / 北緯53.95278度 東経32.86389度
ロスラヴリ(ロシア語: Рославль, Roslavl)は、ロシアのスモレンスク州にある都市。人口は4万5416人(2021年)[1]。ベラルーシ国境に近い。州都スモレンスクから南へ123キロメートル。最寄の町であるデスノゴルスクからは西へ35キロメートル。スモレンスク=ポチノク=ロスラヴリ=ブリャンスク=オリョールを結ぶ鉄道や道路と、モスクワ=オブニンスク=ユーフノフ=ロスラヴリ=バブルイスク(ベラルーシ)を結ぶ道路や鉄道が交差する市場町である。ドニエプル川の支流オスチョル川の東岸に建っている。
歴史
[編集]ロスラヴリは1137年にスモレンスク公国のロスティスラフ・ムスティスラヴィチ公により建設された。ロスラヴリ(元の形はロスティスラヴリ)という地名も彼の名からきている。ロスラヴリは1408年にリトアニア大公国の領土となった。フメリニツキーの反乱をきっかけにして起こったロシア・ポーランド戦争ではロスラヴリも戦場となり、アレクセイ・トルベツコイ公によって1654年に占領された。結果1667年のアンドルソヴォの和約によりロシアの領土となった。
第二次世界大戦(独ソ戦)では、1941年のスモレンスクの戦いでドイツ軍に占領された、1943年まではドイツ軍の重要な拠点であったが、第二次スモレンスクの戦いにより赤軍に解放された。
ロスラヴリ出身者には彫刻家のミハイル・ミケシンや同じく彫刻家のセルゲイ・コネンコフ(Sergey Konenkov)らがいる。
脚注
[編集]- ^ “CITY POPULATION”. 19 May 2023閲覧。