ロイ・ウッド・セラーズ
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ロイ・ウッド・セラーズ(Roy Wood Sellars、1880年7月9日、オンタリオ州シーフォース - 1973年9月5日、ミシガン州アナーバー)は、カナダ生まれのアメリカ人哲学者。
批判的実在論、宗教的ヒューマニズム、自然主義的創発的進化(進化論的自然主義と呼ばれる)を提唱した。
来歴
[編集]ミシガン大学で学士号・博士号を取得し、40年以上にわたって同大学で教鞭をとった。
息子は哲学者のウィルフリッド・セラーズ。
1969年の著書『Reflections on American Philosophy From Within』では、進化論的唯物主義というある種の唯物主義を提唱し、1922年の画期的な著書『Evolutionary Naturalism』での議論をさらに展開させた。
1933年には「ヒューマニズム宣言」の起草に協力し、1973年には「ヒューマニズム宣言Ⅱ」に署名した[1]。
セラーズは社会主義の支持者で、社会主義を「正義と自由をいかなる時においても最大化する」経済組織に関する民主主義的概念であると述べている[2]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ “Humanist Manifesto II”. American Humanist Association. October 15, 2012閲覧。
- ^ The Oxford Companion to Philosophy (Second ed.). Oxford University Press. (2005). p. 863
外部リンク
[編集]- Biography (harvardsquarelibrary)
- Biography mirror
- Bibliography of Roy Wood Sellars
- "Roy Wood Sellars". Internet Encyclopedia of Philosophy.
- Roy Wood Sellars 1880–1973, by William K. Frankena, Proceedings and Addresses of the American Philosophical Association, Vol. 47, 1973–74, pp. 230–32.
- Roy Wood Sellarsの作品 (インターフェイスは英語)- プロジェクト・グーテンベルク
- ロイ・ウッド・セラーズに関連する著作物 - インターネットアーカイブ