ロイス・ダ・ファイブ・ナイン
Royce da 5'9" | |
---|---|
Royce da 5'9" 2008年 | |
基本情報 | |
出生名 |
Ryan Daniel Montgomery ライアン・ダニエル・モントゴメリー |
別名 |
|
生誕 |
1977年7月5日(47歳) アメリカ合衆国 ミシガン州デトロイト |
ジャンル | Hip hop |
職業 |
|
活動期間 | 1995年 - |
レーベル |
|
共同作業者 |
|
公式サイト |
royce59 |
ロイス・ダ・ファイブ・ナイン (Royce da 5'9"、本名: ライアン・ダニエル・モントゴメリー、1977年7月5日 - ) は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のラッパー、ソングライター。
2000年代以降、ヒップホップグループ「スローターハウス」及び、エミネムとのデュオ「バッド・ミーツ・イーヴィル」の一員として活動しているが、以前はショーン・コムズやドクター・ドレーらの楽曲に歌詞を提供するゴーストライターであったという経歴を持つ[1]。代表曲にDJプレミアによるプロデュース曲「Boom」などがある。
略歴
[編集]1977年7月5日、ミシガン州,デトロイトにて生まれる。ステージネームは、ロールス・ロイスのロゴに似たペンダントを着用していた為、学校でロイスというあだ名で呼ば良れていた事と、自身の身長が5フィート9インチである事に由来する[1]。
1997年、ロイスのマネージャーを通じてエミネムと出会い、バッド・ミーツ・イーヴィルを結成[2]。ロイスはその後、エミネムのデビューアルバム『The Slim Shady LP』収録の「Bad Meets Evil」に参加している。
2002年11月26日、ソロ・デビューアルバム『Rock City』をリリースする[3]。
2009年8月11日、スローターハウスとして1stアルバム『Slaughterhouse』を発売。全米アルバムチャートにて初登場25位を記録。
2011年、バッド・ミーツ・イーヴィルとしてEP『Hell: The Sequel』を発売。
2012年8月16日、エミネムのライブツアー『THE RECOVERY JAPAN TOUR 2012』のオープニングアクトを務める。8月28日、スローターハウスとして2ndアルバム『Welcome to: Our House』を発売。全米アルバムチャートにて初登場2位を記録した[4]。
2014年12月9日、DJプレミアとのデュオPRhymeを結成。アルバム『PRhyme』を発売[5]。
2018年3月16日、PRhymeとしての2ndアルバム『PRhyme2』を発売[6]。5月4日、7作目のソロアルバム『Book of Ryan』をリリースする[7]。
2020年2月21日、8作目のソロアルバム『The Allegory』をリリース。第63回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバム賞にノミネートされた[8]。
人物
[編集]高校時代、Royce da 5'9"は優秀な生徒だった[9]。
アルコール依存症だった時期もあるが、2012年9月11日から断酒している。
家族
[編集]ロイスは結婚しており、妻との馴れ初めについて「妻とはオークパーク高校で知り合ったんだ。彼女は10年生で、私は9年生だった。カップルになったのは、卒業することになっていた1995年頃だった。」と述べている[10]。ロイスには2人の息子と3人の娘がいる。
また、ロイスには弟のマーカスがおり、キッド・ヴィシャス(Kid Vishis)の名でラッパーとしても活動しており、ロイスのハイプマンとして活躍している。キッド・ヴィシャスは2014年7月22日にデビューアルバム『Timing Is Everything』をリリースしている[11]。
ディスコグラフィー
[編集]ソロ・スタジオ・アルバム
- Rock City (2002年)
- Death Is Certain (2004年)
- Independent's Day (2005年)
- Street Hop (2009年)
- Success Is Certain (2011年)
- Layers (2016年)
- Book of Ryan (2018年)
- The Allegory (2020年)
ミックステープ
- Build & Destroy (2003)
- M.I.C.: Make It Count (2004)
- The Bar Exam (2007)
- The Bar Exam 2 (2008)
- The Bar Exam 2: The Album (2008)
- The Bar Exam 3 (2010)
- Lost Files (with Nottz) (2015)
- Tabernacle: Trust the Shooter (2016)
- The Bar Exam 4 (2017)
受賞歴
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “Royce Da 5'9” Interview - Hip Hop Galaxy”. archive.is (2012年12月6日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ (英語) Royce da 5'9" – Tabernacle 2020年11月25日閲覧。
- ^ (英語) Rock City - Royce da 5'9" | Songs, Reviews, Credits | AllMusic 2020年11月25日閲覧。
- ^ “Slaughterhouse”. Billboard. 2020年11月25日閲覧。
- ^ September 15, Eric DiepPublished:. “DJ Premier And Royce Da 5'9″ Tease New 'PRhyme' Project - XXL” (英語). XXL Mag. 2020年11月25日閲覧。
- ^ (英語) PRhyme 2 - PRhyme | Songs, Reviews, Credits | AllMusic 2020年11月25日閲覧。
- ^ “Royce Da 5'9" Says His Second Album Of 2016 Will Be More Personal Than "Layers"” (英語). Vibe (2016年4月1日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “2021 GRAMMYs: Complete Nominees List” (英語). GRAMMY.com (2020年11月24日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “ROYCE DA 5'9" x MONTREALITY // Interview - YouTube”. www.youtube.com. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “Now, sometime around '95 I found my calling / And that all coincides with the time that I found my darling” (英語). Genius. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “Kid Vishis Talks New Album, Royce Da 5'9, Writing Process” (英語). HotNewHipHop. 2020年11月25日閲覧。