レスリー・ヴォルテール
レスリー・ヴォルテール Leslie Voltaire | |
---|---|
| |
生年月日 | 1949年7月11日(75歳) |
出生地 | ハイチ、ポルトープランス |
出身校 | ハイチ大学 |
前職 | 国連特使、国家教育相 |
現職 | 暫定大統領評議会議長 |
所属政党 | ファンミ・ラバラス |
配偶者 | あり |
子女 | 3人 |
在任期間 | 2024年4月25日 - (現職) |
内閣 |
ギャリー・コニーユ内閣 アリックス・ディディエ・フィス=エメ内閣 |
在任期間 | 2024年10月7日 - (現職) |
レスリー・ヴォルテール(仏: Leslie Voltaire, 1949年7月11日 - )は、ハイチの政治家、建築家。2024年4月から大統領代行機関である暫定大統領評議会のメンバーを務め、同年10月7日から議長を務める。
経歴
[編集]ポルトープランス出身[2]。メキシコ国立自治大学で建築学の学位を取得後、コーネル大学で地域開発の学位を取得。コーネル大学ではフルブライト・プログラムの奨学生として入学した[3]。
ヴォルテールはハイチの建築家として40年間活躍している。ハイチ大学建築学科教授として15年間、教鞭を取った。ハイチの独裁者であったジャン=クロード・デュヴァリエと親交が深かったことが政界進出を果たすきっかけとなった[4]。1990年に国会議員として当選し、ジャン=ベルトラン・アリスティド政権の国家教育・スポーツ担当大臣として入閣。1995年にアリスティド政権の大統領補佐官になり、ルネ・プレヴァル政権下で1996年にインフラ担当政治顧問に就任。外務大臣も務め、2009年に国連ハイチ特使としてビル・クリントン元米大統領と会談を行っている。
2010年、ヴォルテールはハイチ地震の復興を主導した人物の1人となった[5]。2011年ハイチ総選挙では連続当選を果たすが、不正を疑われた。2022年、大統領選挙の早期実施を定めたモンタナ協定を執行委員会の一員として、締結させている[6]。
汚職疑惑が持ち上がったため輪番制の順番が入れ替えられ、2024年10月7日にはスミス・オーギュスタンを除外し、ヴォルテールが暫定大統領評議会議長が選出された。しかし前任者のエドガール・ルブラン・フィスは汚職事件が未解決であることを理由に政権移譲の署名を拒否している[7]。
脚注
[編集]- ^ Charles, Jacqueline (2024年3月14日). “Who will lead Haiti? Naming of transition panel embroiled in uncertainty, disputes”. Miami Herald 2024年10月10日閲覧。
- ^ “Haïti - Élections : Qui est Leslie Voltaire?” [Haiti - Elections: Who is Leslie Voltaire?] (French). HaitiLibre.com (2010年9月15日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “Qui est Leslie Voltaire? [Who Is Leslie Voltaire]” (French). Gazette Haiti. (2024年10月6日) 2024年10月11日閲覧。
- ^ Duval, Frantz (6 September 2010). “Les bons choix de Leslie Voltaire [Leslie Voltaire's Good Choices]” (French). Le Nouvelliste
- ^ “Factbox: Several frontrunners in Haiti presidential race” (2010年11月27日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “Leslie Voltaire”. Haitian-American Foundation for Democracy. 2024年10月10日閲覧。
- ^ “Haiti's divided transition council picks new president”. ロイター. (2024年10月7日) 2024年10月8日閲覧。
先代 エドガール・ルブラン・フィス |
暫定大統領評議会議長 (大統領代行) 2024年 - |
次代 (現職) |