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レオニード・クーリック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レオニード・クーリック
生誕 (1883-08-19) 1883年8月19日
死没 (1942-04-24) 1942年4月24日(58歳没)
国籍 ロシア帝国の旗 ロシア帝国ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
研究分野 鉱物学
主な業績 ツングースカ大爆発の現地調査
プロジェクト:人物伝
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1958年に発行された切手

レオニード・クーリックロシア語: Леони́д Алексе́евич Кули́к, 1883年8月19日 - 1942年4月14日) は、隕石研究で知られるロシア鉱物学者

エストニアタルトゥで生まれ[1]サンクトペテルブルクの林業研究所とカザン大学で教育を受けた。ロシア軍に徴兵され日露戦争を戦い、その後、革命活動で短い期間を刑務所で服役し、再びロシア軍に従い第一次世界大戦に参加した。

戦後は、講師となり、シベリア西部の都市トムスクで鉱物学を教え、1920年には、サンクトペテルブルクの鉱物学博物館での仕事に従事した。

1927年、クーリックはソ連科学アカデミーの調査団を率いて、1908年6月30日にシベリアで発生したツングースカ大爆発の調査に乗り出した[2]。現地へ調査に赴き、地元の目撃者に面談。木々がなぎ倒されていた地域を丸で囲み、その中心に原因があるということを確信し、その原因が隕石の落下によるものであると推測した。だが、4度にわたる探検では、隕石に関わる断片を見つけるには至らなかった。

その後、第二次世界大戦では、準軍事組織民兵として参加したが、ドイツ軍に捕らえられ、捕虜収容所チフスに感染して亡くなった[3]

脚注

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  1. ^ Hockey, Thomas (2009). The Biographical Encyclopedia of Astronomers. Springer Publishing. ISBN 978-0-387-31022-0. http://www.springerreference.com/docs/html/chapterdbid/58808.html August 22, 2012閲覧。 
  2. ^ Siberian Apocalypse (H2--History Channel; Nov. 2, 2011)
  3. ^ Leonid A. Kulik(英文)

関連項目

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