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レウコスペルマム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レウコスペルマム
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ヤマモガシ目 Proteales
: ヤマモガシ科 Proteaceae
亜連 : レウカンデンドロン亜連 Leucadendrinae
: レウコスペルマム属 Leucospermum
: レウコスペルマム
L.cordifolia
学名
Leucospermum cordifolia
英名
Pin cushion
Common Pin chshion

レウコスペルマム(学:Leucospermum cordifolia)はヤマモガシ科に含まれる植物の一つ。またはレウコスペルマムに属する植物の総称。リューコスペルマム、レウコスペルムム、英名からピンクッションとも呼ばれる。[1][2]

特徴

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原産地および自生地は南アフリカ共和国の樹高1mほどの常緑性低木だが、オーストラリアで改良された品種が出回っている。花は無数の花が集まっており、糸状に出でいる部分は花柱にあたる。これはバンクシア属などヤマモガシ科の花に多く見られる特徴である。開花期は9~10月の秋期にあたる。花の寿命は極めて長く、2か月ほど着花した状態のものもある。花色はコルディフォリア種は橙色~黄色になり、エルベスセンス種は開花し始めは、黄色だが、しばらくすると橙色に変化していく。わが国にいつ渡来してきたかは不明。花言葉は「どこでも成功を」「降り注ぐ愛」「陽気」というものがある。[3][4]1月7日、1月12日、1月21日、8月15日、10月21日、10月29日、12月13日誕生花にあたる[5]クラスター根(proteoid roots)と呼ばれる特殊な根を持ち、貧栄養な痩せ地でもリン酸を吸収でき、成長が可能。[6]

名称について

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Leucospermumは、Leucos(白色の)Sceptrum(像)[7]の合成語から、もしくは、Leucos(白色の)Spermum(種子)から来ている。Cordifoliaは「葉が心臓型」という意味を持つ。[8]

利用

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乾燥しても褪色しない性質、花が長持ちする性質からドライフラワー切り花フラワーアレジメントの素材として用いられる。また、ロックガーデン、花の雰囲気から、トロピカルガーデンの植栽にも用いられる。[9]

脚注

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  1. ^ GKZ植物事典・レウコスペルムム・エルベセンス”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2024年11月24日閲覧。
  2. ^ GKZ植物事典・レウコスペルムム・コルディフォリウム”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2024年11月24日閲覧。
  3. ^ GKZ植物事典・レウコスペルムム・エルベセンス”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2024年11月24日閲覧。
  4. ^ GKZ植物事典・レウコスペルムム・コルディフォリウム”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2024年11月24日閲覧。
  5. ^ 花言葉.net (2021年2月19日). “ピンクッション(レウコスペルマム)の花言葉と由来”. 花言葉.net. 2024年11月24日閲覧。
  6. ^ リューコスペルマム・コルディフォリウムの特徴や育て方、増やし方などの紹介”. beginners.garden. 2024年11月24日閲覧。
  7. ^ GKZ植物事典・レウコスペルムム・コルディフォリウム”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2024年11月24日閲覧。
  8. ^ 花言葉.net (2021年2月19日). “ピンクッション(レウコスペルマム)の花言葉と由来”. 花言葉.net. 2024年11月24日閲覧。
  9. ^ リューコスペルマム(カーニバルレッド)の特徴や育て方、増やし方などの紹介”. beginners.garden. 2024年11月24日閲覧。