ルドウィッヒ・ベーメルマンス
ルドウィッヒ・ベーメルマンス Ludwig Bemelmans | |
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誕生 |
1898年4月27日 オーストリア=ハンガリー、メラン(現在のイタリア) |
死没 |
1962年10月1日(64歳没) アメリカ、ニューヨーク |
墓地 | アーリントン国立墓地 |
職業 | イラストレーター、作家 |
市民権 | アメリカ合衆国(1918年から) |
ジャンル | 絵本、児童文学 |
代表作 | マドレーヌシリーズ |
主な受賞歴 | コルデコット賞(1954年) |
ウィキポータル 文学 |
ルドウィッヒ・ベーメルマンス(Ludwig Bemelmans, 1898年4月27日 - 1962年10月1日)は、アメリカ人イラストレーター、作家。
著者略歴
[編集]チロル地方のメラーノに生まれた。父はベルギー人の画家。問題を起こすことが多く、様々な寄宿学校等で育った。14歳で学校を中退し、ホテルで働きはじめるが、気性の激しさから故郷で騒動を起こし、16歳で渡米する。第一次大戦後、本格的に絵の勉強をしようとミュンヘンへ行く計画を立てるが、結局夢は果たせず、ホテルの仕事を続ける。
1925年にはニューヨーク・イーストサイドのレストランのオーナーとなり、そのレストランの壁やアパートの日よけなどに様々な絵を描いていたところ、友人の編集者の目にとまり、絵本を描くことを勧められる。
第1作は「Hansi(森のクリスマス)」(日本語版は、岩波書店からの出版(訳・光吉夏弥))(1934年)。1939年には「Madeline(げんきなマドレーヌ)」をニューヨークのViking Pressから発表。続いて「Madeline's Rescue(マドレーヌといぬ)」、「Madeline and the Bad Hat(マドレーヌといたずらっこ)」、「Madeline and the Gypsies(マドレーヌとジプシー)」、「Madeline in London(ロンドンのマドレーヌ)」等の作品を発表していった。
1954年にコルデコット賞を受賞した。妻との間に1人の娘、バーバラ、および3人の孫、ジョン・マルシアノ、ジェームズ・マルシアーノ、ポール・マルシアーノがいる。
1962年10月、膵臓癌でニューヨークにて死去。アーリントン国立墓地に埋葬された。
受賞歴
[編集]- コルデコット賞 1954年 (Madeline's Rescue(『マドレーヌといぬ』)に対して)
主な作品
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日本語訳された作品
[編集]- 『マドレーヌといたずらっこ』世界傑作絵本シリーズ、瀬田貞二訳、福音館書店、1973年
- 『げんきなマドレーヌ』世界傑作絵本シリーズ、瀬田貞二訳、福音館書店、1980年
- 『マドレーヌといぬ』世界傑作絵本シリーズ、瀬田貞二訳、福音館書店、1983年
- 『ちいさなマドレーヌ』しかけえほん、岡松きぬ子訳、大日本絵画、1987年
- 『山のクリスマス』岩波の子どもの本、光吉夏弥訳、岩波書店、1987年
- 『マドレーヌとジプシー』世界傑作絵本シリーズ、瀬田貞二訳、福音館書店、1990年
- 『マドレーヌ メリーゴーラウンドえほん』岡松きぬ子訳、大日本絵画、1995年
- 『マドレーヌのクリスマス』江國香織訳、BL出版、2000年
- 『ロンドンのマドレーヌ』江國香織訳、BL出版、2001年
- 『特急キト号』伏見操訳、PHP研究所、2006年
- 『パセリともみの木』伏見操訳、あすなろ書房、2007年
- 『マリーナ』伏見操訳、クレヨンハウス、2009年
- 『よくぞごぶじで ― きつねのかぞくのおはなし』ビーヴァリー・ボガート原詩、BL出版、2010年
- 『ゴールデン・バスケットホテル』江國香織訳、BL出版、2011年
- 『バティストさんとハンガーブルグ=ハンガーブルグ伯爵のおはなし』江國香織訳、BL出版、2012年
ビデオ
[編集]- 『マドレーヌとジプシー <VHS>』ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント、1993年
- 『ロンドンのマドレーヌ <VHS>』ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント、1993年
イラスト
[編集]- 『ヌードル』岩波の子どもの本、マンロー・リーフ著、岩波書店、2003年