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ルコウソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルコウソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ナス目 Solanales
: ヒルガオ科 Convolvulaceae
: サツマイモ属 Ipomoea
: ルコウソウ I. quamoclit
学名
Ipomoea quamoclit
L.
シノニム
Quamoclit pennata
和名
ルコウソウ
英名
Cypress Vine

ルコウソウ(縷紅草[1]、留紅草[2]学名Ipomoea quamoclit[1])は、ヒルガオ科サツマイモ属[1]つる多年草である[3]。蔦蘿とも呼ぶ[2]

特徴

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原産はメキシコであり[2]、本来は多年草だが寒さに弱く、日本では冬になり気温が下がると枯れてしまうために園芸では春蒔きの一年草として扱われる[3]。ただし、熱帯地方では野生化する。

葉はシダのように細かく分かれ、茎は細く[2]、他物にからむ。夏には星型で直径2cmほどの花が咲く。花色は白色、赤色、ピンク色などが一般的である[3]

近縁種

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近縁な種として、マルバルコウQuamoclit coccinea (L.) Moench)や、ルコウソウとマルバルコウの交配種に当たるハゴロモルコウソウQuamoclit x sloteri House.)などがある。ルコウソウと異なる点は花の色がオレンジ色に近いことと、葉の形状である[3](マルバルコウは多角形的なハート型、ハゴロモルコウソウはルコウソウとマルバルコウの中間形)。

ルコウソウ(白花)

栽培方法

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一般的にはアサガオの栽培に準じて行えば失敗は少ない。種の発芽温度は20 -25°C程度なので、十分に温度が保てない場合は十分に気温が上がる季節に蒔くのが良い。短日処理をしていない場合、開花は秋になってからになるので、寒冷地では開花前に霜が降りて枯れてしまうことがある。冬でも20度程度を保てば枯れずに開花する。

脚注

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  1. ^ a b c ルコウソウ Ipomoea quamoclit”. 岡山理科大学. 2024年8月24日閲覧。
  2. ^ a b c d 新村出 編『広辞苑』(第六版)岩波書店、2024年8月24日、2976頁。 
  3. ^ a b c d ルコウソウとは|育て方がわかる植物図鑑”. 日本放送協会. 2024年8月24日閲覧。