ルイ・テオドール・フレデリック・コラドン
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ルイ・テオドール・フレデリック・コラドン(Louis Théodore Frederic Colladon、 1792年8月25日 - 1862年4月25日)は、スイスの医師、植物学者である。マメ科のカッシア属(Cassia、和名ナンバンサイカチ属、当時はセンナ属 、カワラケツメイ属も含まれていた。)の植物の研究で知られる[1] 。
略歴
[編集]ジュネーヴで生まれた。父親はアマチュア植物学者のジャン=アントワーヌ・コラドン(Jean-Antoine Colladon)である。モンペリエ大学で医学を学び、学んだ教師にはオーギュスタン・ピラミュ・ドゥ・カンドールがいる。パリで医師を開業し、1822年にコレラが流行した時には治療に務めた.[2]。
薬草として知られるカッシアに関する著書としては"Histoire naturelle et médicale des casses, et particulièrement de la casse et des sénés employés en médecine" (1816) やイギリスで出版された"Narrative of a descent in the diving-bell, &c. &c." (Edinburgh , 1821)などがある。
セリ科の属名、Colladonia(Heptapteraのシノニム?)に献名された.[3] 。
参考文献
[編集]- ^ コラドンの記載した植物学名リスト、(IPNI)
- ^ Google Books Mémoires de la Société de physique et d'histoire naturelle de Genève, Volume 16
- ^ BHL Taxonomic literature : a selective guide to botanical publications