リー・ピアソン
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リー・ピアソン(Lee Pearson、1981年1月4日 - )は、アメリカのドラマー。
メリーランド生まれ。ボルチモアのハイスクールから、マンハッタン音楽院を卒業し、デューク・エリントン楽団やロイ・エアーズ・バンドのメンバーを歴任し、2009年からはハンク・ジョーンズ率いるグレート・ジャズ・トリオのドラマーとして日本にも数回来日している。
演奏スタイル
[編集]テクニカルで、手数も多く高速なドラムプレイが特徴。一方、繊細な曲でも一流の演奏を見せる技術を兼ね、ハンドドラム、シェイカーの併用など大変多彩である。ハンクはコンサート中に数曲は比較的長いドラム・ソロを任せている。
また演奏中のパフォーマンスも、ドラムを叩きながら上着を脱ぐ、曲中で複数のスティックを使い分ける、バスドラムの前面をスティックで叩く、目隠しをして演奏する、頭にスティックを乗せたまま演奏する、フィルインで床を叩く等、音のみにとどまらず、見ていて非常に滑稽な演奏をみせてくれる。
ディスコグラフィ
[編集]参加アルバム
- ワールド・サキソフォン・カルテット Political Blues (Justin Time) 2006年
- グレート・ジャズ・トリオ 『ジャム・アット・ベイシー』 - Jam at Basie featuring Hank Jones(2009年8月録音)(Menkoi) 2009年。(一関市「ベイシー」におけるライヴ。クリスタルディスク特別盤。)その後、通常版 (Happinet) 2010年。
- グレート・ジャズ・トリオ 『ラスト・レコーディング』 - Last Recording(2010年2月録音)(Eighty-Eight's) 2010年(ハンク・ジョーンズの遺作[1])
- 寺久保エレナ North Bird (King) 2010年
- 寺久保エレナ New York Attitude (King) 2011年
- スパイロ・ジャイラ The Rhinebeck Sessions (Crosseyed Bear Productions) 2013年
脚注
[編集]- ^ “ハンク・ジョーンズ~ザ・グレイト・ジャズ・トリオ~ / ラスト・レコーディング”. CD Journal. 2018年11月14日閲覧。