リー・キット
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リー・キット(李傑)は1978年香港生まれ。香港中文大学美術学部修士課程で学んだ後、台湾・台北を拠点にアジア、アメリカ、ヨーロッパの各地で滞在制作を行い、国内外の展覧会に数多く参加してきた。布やダンボールに描いた絵画、ライトやタオルハンガーのような既製品と絵画を組み合わせた作品、映像と絵画を並べた作品など、日常の一部と見紛う詩的でさりげない作品を通して、社会や政治状況への問題意識を示してきた。
略歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1978年 香港生まれ
- 2001年 初個展「Painting Furniture」Yiliu Painting Factory(ホータン・香港)
- 2003年 Cheung’s Fine Arts Award(painting), The Art of CUHK 2003
- 2006年 香港中文大学美術学部修士課程に入学
- 2008年 香港中文大学美術学部修士課程を卒業
- 2010年 個展「Well, thatʼs just a chill.」ShugoArts(東京)
- 2012年 Art Futures Award, Art HK
- 2013年 ヴェネチアビエンナーレ香港館参加
- 2015年 第12回シャルジャビエンナーレ(アラブ首長国連邦)に参加。個展「The Voice Behind Me」資生堂ギャラリー(東京)
- 2016年 個展「A small sound in your head」ヘント現代美術館(ベルギー)、個展「Hold your breath, dance slowly」ウォーカー・アート・センター(アメリカ)
2017年 個展「Not untitled」ShugoArts(東京)
参考文献
[編集]- 『美術手帖 2017年 08月号』美術手帖編集部 美術出版社