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リース・ヴァーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リース・ヴァーグ
Rhys Vague
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ  No.25
ポジション PF
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
生年月日 (1996-01-17) 1996年1月17日(28歳)
出身地 オーストラリアの旗 オーストラリア
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 104kg (229 lb)
キャリア情報
高校 Willetton Senior High School
出身 西オーストラリア州パース 
プロ選手期間 2013–現在
経歴
2013–2014オーストラリアの旗コックバーン・クーガーズ英語版
2014-2020オーストラリアの旗パース・ワイルドキャッツ
2015–2016オーストラリアの旗イーストパース・イーグルス英語版
2017オーストラリアの旗スターリング・セネタース英語版
2018オーストラリアの旗ダンデノン・レンジャーズ英語版
2019ニュージーランドの旗ネルソン・ジャイアンツ英語版
2020-2023日本の旗香川ファイブアローズ
2021ニュージーランドの旗ホークスベイ・ホークス英語版
2023-2024オーストラリアの旗サウスイーストメルボルン・フェニックス
2024オーストラリアの旗コックバーン・クーガーズ英語版
2024-日本の旗東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
受賞歴
SBL Most Improved Player(2015)
獲得メダル
男子バスケットボール
 オーストラリア
2022年FIBA男子アジアカップ
2022オーストラリア

リース・ヴァーグ(Rhys Vague、1996年1月17日 - )は、オーストラリア出身のプロバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワード。B3リーグ東京ユナイテッドバスケットボールクラブ所属。

経歴

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西オーストラリア州パース郊外のカルディーニャ育ちで、高校はウィレットトン・シニアハイスクールに通った。2013年と2014年にSBL(セミプロ)のコックバーン・クーガーズに参加した。2014年、オーストラリアのトップリーグであるナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)パース・ワイルドキャッツに育成選手として入団し、2018年4月に正契約。2016年、2017年、2019年、2020年に優勝チームメンバーとなった。

また、SBLのイーストパース・イーグルス、スターリング・セネタース、SEABLのダンデノンレンジャーズでもプレーし、2015年にSBLのMIPを受賞した。

2019年と2020年はニュージーランドNBLのネルソン・ジャイアンツにも所属した。

2020年7月、前バスケットボールニュージーランド代表ヘッドコーチのポール・ヘナレがヘッドコーチを務めるジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ2部(B2リーグ)の香川ファイブアローズと契約。背番号25[1][2]。新型コロナ流行の影響によりチームへの合流が遅れ、2020-21シーズン開幕7試合目で公式戦に初出場し、シーズントータルでは50試合出場で平均10.0ポイント、8.9リバウンド、1.8アシストを記録した。

日本の香川での最初のシーズンが終了した後、2021年5月、ヴァーグはニュージーランドNBLのホークスベイ・ホークスに加入した[3]

2021年6月、2021-22シーズンの契約を更新した[4]第97回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会では、香川が勝利した3次ラウンドのB1・三遠ネオフェニックス戦で26得点を記録した[5]

2022-23シーズンまで香川に所属した後、2023年4月にオーストラリアNBLのサウスイーストメルボルン・フェニックス入団を発表[6]。23-24シーズンは27試合に出場した。

2024年7月、B3リーグ東京ユナイテッドバスケットボールクラブとの契約を発表[7]

ナショナルチーム

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2014年にフィジーで開催されたFIBAオセアニアU-19選手権で優勝した[8][9]。翌年、ギリシャ開催のU-19世界選手権の候補にも選出されたが[10]、チームメンバー入りは逃した。

台湾で開催された2017年夏季ユニバーシアードオーストラリアチーム英語版に選出され、9位になった[11][12]

2022年2月、香川でのチームメイトのアンガス・ブラントとともに2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップアジア予選Window2(沖縄)に出場するバスケットボールオーストラリア代表に選出され[13]チャイニーズタイペイ戦でA代表公式戦に初出場。

同年7月、FIBAアジアカップ2022に出場するオーストラリア代表に選出された[14]。ヴァーグは本大会にて決勝までの全6試合に出場し8.8得点・2.8リバウンドをあげ、オーストラリアの優勝を支えた[15]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
B2 2020-21 香川 50 8 24:54 43.3% 30.1% 62.6% 8.9 1.8 0.6 0.4 1.6 10.0
B2 2021-22 香川 48 11 24:32 44.7% 33.3% 77.8% 8.3 2.8 0.6 0.6 2.1 12.8
B2 2022-23 香川 55 37 29:24 41.5% 33.9% 71.4% 7.4 3.4 0.9 0.5 2.2 12.9

参考文献

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  1. ^ Wildcats farewell Rhys Vague”. Wildcats.com.au (9 July 2020). 9 July 2020閲覧。
  2. ^ Rhys Vague Signs in Japan”. NBL.com.au (9 July 2020). 9 July 2020閲覧。
  3. ^ Rhys Vague (ex Kagawa FA) is a newcomer at Hawks”. australiabasket.com (21 May 2021). 21 May 2021閲覧。
  4. ^ 2021-22シーズン 選手契約(継続)のお知らせ”. fivearrows.jp (18 June 2021). 4 September 2021閲覧。
  5. ^ 香川ファイブアローズ vs 三遠ネオフェニックスBOX SCORE
  6. ^ Rhys Vague Joins Phoenix for Two Years”. S.E. Melbourne Phoenix (2023年4月24日). 2024年7月20日閲覧。
  7. ^ リース・ヴァーグ選手 新規契約締結のお知らせ”. 東京ユナイテッドバスケットボールクラブ (2024年7月9日). 2024年7月20日閲覧。
  8. ^ AIRBNB AUSTRALIAN EMUS TEAM NAMED”. Basketball.net.au (24 October 2014). 20 April 2018閲覧。
  9. ^ Uluc, Olgun (7 December 2014). “FIBA Oceania U19 Championships – Recap + A look at the 2015 FIBA U19 World Championship”. pickandroll.com.au. 20 April 2018閲覧。
  10. ^ Rhys Vague selected to U/19 Australian Squad”. SportsTG.com (9 April 2015). 20 April 2018閲覧。
  11. ^ EMERGING BOOMERS TEAM NAMED FOR 2017 WORLD UNIVERSITY GAMES”. Basketball.net.au (20 June 2017). 20 April 2018閲覧。
  12. ^ SEABL WELL REPRESENTED IN EMERGING BOOMERS TEAM”. SEABL.com.au (21 June 2017). 20 April 2018閲覧。
  13. ^ 香川ファイブアローズの外国籍プレーヤー2人がFIBAワールドカップ2023アジア地区予選Window2に向けたオーストラリア代表に選出バスケットボールジーン2022年2月23日
  14. ^ アジア杯に臨む男子オーストラリア代表が発表…Bリーグからリース・ヴァーグが選出バスケットボールキング2022年7月8日
  15. ^ Rhys Anthony VAGUE(FIBA ASIA CUP INDONESIA 2022)”. FIBA. 2024年7月20日閲覧。

外部リンク

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