リージョナルフィッシュ
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リージョナルフィッシュ株式会社(英語名:Regional Fish Institute, Ltd.)は次世代水産養殖システムの技術開発を行う京都大学・近畿大学発のスタートアップ企業[1]。
欠失型ゲノム編集技術による品種改良や、IoTやAIを活用したスマート養殖の実現を目指している。ゲノム編集魚の販売も行っている[2]。資本金1億円。代表取締役社長は梅川忠典。本社は京都府京都市左京区吉田本町36番地1の京都大学国際科学イノベーション棟内。
概要
[編集]リージョナルフィッシュは京都大学と近畿大学の共同研究成果をベースとして生まれたスタートアップ企業。水産物のゲノム編集の研究者である京都大学大学院農学研究科の木下政人准教授、完全養殖の研究者である近畿大学水産研究所の家戸敬太郎教授らによる共同研究を核として、いくつかの研究機関と共同で研究を行っている[3]。
主な株主
[編集]- Beyond Next Ventures
- 荏原製作所
- 三菱UFJキャピタル
- 京信ソーシャルキャピタル
- 中信ベンチャーキャピタル
- NTTファイナンス
- 奥村組
- 岩谷産業
- ウシオ電機
- FOOD & LIFE COMPANIES
- SBプレイヤーズ
- 丸井グループ
- CBC
- KANSOテクノス
- MOL PLUS
- SMBCベンチャーキャピタル
- 京大創業者応援ファンド
沿革
[編集]- 2019年4月10日 - 会社設立
- 2021年 - ゲノム編集テクノロジー実用化研究助成立ち上げ[7]
- 2021年 - Forbes Asia 100 to Watchに選出[8]
- 2021年 - 大学発ベンチャー表彰2021~Award for Academic Startups~経済産業大臣賞受賞[9]
- 2021年12月6日 - ECサイト「Regional Fish Online」オープン[10]
- 2021年12月10日 - 京都府宮津市のふるさと納税に出品開始[11]
- 2021年 - 第1回地域貢献スタートアップ・イノベーション・アワード最優秀賞受賞[12]
- 2022年5月19日 - 東京オフィス開設[13]
- 2022年 - 経済産業省「令和4年度成長型中小企業等研究開発支援事業」採択[14]
- 2022年 - Beyond Sustainability 2022環境部門受賞[15]
- 2023年6月27日- NTTとの合弁会社「NTTグリーン&フード株式会社」設立[16]
脚注
[編集]- ^ “リージョナルフィッシュ株式会社|いま地球に、いま人類に、必要な魚を。”. リージョナルフィッシュ株式会社|いま地球に、いま人類に、必要な魚を。. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “リージョナルフィッシュ・オンライン|Regional Fish Online”. リージョナルフィッシュオンライン|Regional Fish Online. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “リージョナルフィッシュ・オンライン|Regional Fish Online”. リージョナルフィッシュオンライン|Regional Fish Online. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “リージョナルフィッシュ・オンライン|Regional Fish Online”. リージョナルフィッシュオンライン|Regional Fish Online. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “報道発表資料”. www2.pref.fukui.lg.jp. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “リージョナルフィッシュ、島根県との「島根県産養殖水産物の次世代育種の推進に関する連携協定」を締結”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2022年4月28日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “超高速の品種改良×スマート養殖スタートアップのリージョナルフィッシュ、ゲノム編集スタートアップ3社と共同でゲノム編集テクノロジー実用化研究助成(Get-Research Grant)を立ち上げ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年7月26日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ Team, Forbes Asia. “Forbes Asia 100 To Watch” (英語). Forbes. 2023年12月6日閲覧。
- ^ 科学技術振興機構. “受賞者|大学発ベンチャー表彰|科学技術振興機構”. 大学発ベンチャー表彰|科学技術振興機構. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “リージョナルフィッシュ、TechCrunch Tokyo 2021スタートアップバトル優勝&22世紀鯛・22世紀ふぐのECサイトを通じた販売を開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年12月6日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “リージョナルフィッシュ、「22世紀ふぐ」を京都府宮津市のふるさと納税返礼品として提供開始へ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年12月10日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “CAMPFIRE Startups主催、「第1回 地域貢献スタートアップ・イノベーション・アワード」の最優秀賞が決定!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2021年12月16日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “ニュース|リージョナルフィッシュ株式会社|いま地球に、いま人類に、必要な魚を。”. リージョナルフィッシュ株式会社|いま地球に、いま人類に、必要な魚を。. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “リージョナルフィッシュ、経済産業省/中小企業庁の令和4年度「成長型中小企業等研究開発支援事業」への採択が決定”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2022年6月27日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ 崇志, 三ツ村 (2022年8月3日). “ノーベル賞も受賞した「ゲノム編集」が、日本の水産業を救う! リージョナルフィッシュが「世界のトップランナー」になった理由”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “NTTとリージョナルフィッシュによる合弁会社「NTTグリーン&フード株式会社」設立について~地域と新たな産業創出をめざす~ | ニュースリリース | NTT”. group.ntt. 2023年12月6日閲覧。