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リンゴ酸デヒドロゲナーゼ (オキサロ酢酸脱炭酸)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リンゴ酸デヒドロゲナーゼ (オキサロ酢酸脱炭酸)
ヒト由来リンゴ酸酵素(ME2)(PDB: 1EFK​)
識別子
EC番号 1.1.1.38
CAS登録番号 9080-52-8
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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リンゴ酸デヒドロゲナーゼ (オキサロ酢酸脱炭酸)malate dehydrogenase (oxaloacetate-decarboxylating))はリンゴ酸酵素の1つで、次の2つの化学反応触媒する酸化的脱炭酸酵素である。

組織名は(S)-malate:NAD+ oxidoreductase (oxaloacetate-decarboxylating)である。

反応

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まずリンゴ酸を酸化してオキサロ酢酸を生じ、続いて脱炭酸反応によりピルビン酸が生成すると考えられている。補因子として2価陽イオンを要求する。

分布

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原核生物細胞質および真核生物ミトコンドリアに存在している。ただし緑色植物のミトコンドリアに存在するNAD-MEは、オキサロ酢酸を基質とすることができないため、酵素学上EC 1.1.1.38として区別されている。

参考文献

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  • Kaufman S, Korkes S and del Campillo A (1951). “Biosynthesis of dicarboxylic acids by carbon dioxide fixation. V Further studies of the "malic" enzyme of Lactobacillus arabinosus”. J. Biol. Chem. 192: 301–312.