リレントレス・レックレス・フォーエヴァー
『リレントレス・レックレス・フォーエヴァー』 | ||||
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チルドレン・オブ・ボドム の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2010年8月 フィンランド ホロラ Petrax Studios 2010年9月 ロサンゼルス Hydeaway Studio(ボーカル) Beyond Abilities Studios(キーボード) | |||
ジャンル |
メロディックデスメタル パワーメタル スラッシュメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | スパインファーム・レコード | |||
プロデュース | マット・ハイド、チルドレン・オブ・ボドム | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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チルドレン・オブ・ボドム アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Shovel Knockout」 - YouTube 「Roundtrip To Hell And Back」 - YouTube 「Was It Worth It?」 - YouTube |
『リレントレス・レックレス・フォーエヴァー』(Relentless, Reckless Forever)は、フィンランドのメロディックデスメタル・バンド、チルドレン・オブ・ボドムが2011年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]過去にスレイヤー、ヘイトブリード、モンスター・マグネット等の作品を手掛けてきたマット・ハイドがプロデューサーとして参加した[15][16]。「ワズ・イット・ワース・イット?」のミュージック・ビデオにはクリス・コール、ジェイミー・トーマス、トム・アスタといったスケートボーダーが参加しており、アレキシ・ライホはこの曲について「全くのパーティー・ソングさ。典型的なボドムの音じゃないけど、俺が特に気に入っている曲の一つで猛烈にヘヴィだ」と語っている[17]。
本作のレコーディングでは、エディ・マーフィが1985年にヒットさせた曲「パーティー・オール・ザ・タイム」のカヴァーも録音された。アレキシ・ライホによれば、レコーディング・セッション当時によくかけていたパーティーCDかミックスCDに入っていた曲だったことから、誰かがカヴァーすることを提案したという[18]。
反響・評価
[編集]フィンランドのアルバム・チャートではリリース当日に1万枚以上を売り上げ[4]、自身4度目の1位を獲得[2]。アメリカではリリースから1週間で1万1千枚近くを売り上げて[4]、Billboard 200では42位に達し、前スタジオ・アルバム『ブラッドドランク』(2008年)に続く全米トップ50入りを果たした[6]。また、『ビルボード』のハード・ロック・アルバム・チャートでは1位、インディペンデント・アルバム・チャートでは9位、ロック・アルバム・チャートでは11位を記録[6]。
Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「恐らく、チルドレン・オブ・ボドムが今までリリースしてきた中で最も首尾一貫した作品」と評している[19]。ヘヴィメタル専門のオンライン・マガジンLoudwireのスタッフが選出した「2011年のトップ10メタル・アルバム」では4位にランク・イン[20]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はアレキシ・ライホ作。
- ノット・マイ・フューネラル - Not My Funeral - 4:55
- ショヴェル・ノックアウト - Shovel Knockout - 4:03
- ラウンドトリップ・トゥ・ヘル・アンド・バック - Roundtrip to Hell and Back - 3:47
- プッシーフット・ミス・スイサイド - Pussyfoot Miss Suicide - 4:10
- リレントレス・レックレス・フォーエヴァー - Relentless Reckless Forever - 4:41
- アグリー - Ugly - 4:12
- クライ・オブ・ザ・ニヒリスト - Cry of the Nihilist - 3:31
- ワズ・イット・ワース・イット? - Was It Worth It? - 4:06
- ノースポール・スローダウン - Northpole Throwdown - 2:54
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- パーティー・オール・ザ・タイム - Party All the Time - 3:00
- 作詞・作曲:リック・ジェームス
- エンジェルス・ドント・キル:ライヴ・アット・ブラッドストック - Angels Don't Kill (Live at Bloodstock) - 5:43
- エヴリタイム・アイ・ダイ:ライヴ・アット・ブラッドストック - Everytime I Die (Live at Bloodstock) - 5:08
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
- ジェイムズ・ポール・ルナ - ボーカル(on "Party All the Time")
- DJ Kreisipastori - キーボード・プログラミング(on "Party All the Time")
脚注・出典
[編集]- ^ a b ORICON STYLE
- ^ a b finnishcharts.com - Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever
- ^ charts.de - 2014年6月25日閲覧
- ^ a b c Children Of Bodom Kicks Off The Ugly World Tour 2011; Tampere Footage Available - Blabbermouth.net - 2014年4月10日閲覧
- ^ Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever - austriancharts.at
- ^ a b c Children of Bodom | Awards | AllMusic
- ^ Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever - hitparade.ch
- ^ australian-charts.com - Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever
- ^ swedishcharts.com - Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever
- ^ CHILDREN OF BODOM | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ ultratop.be - Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever
- ^ spanishcharts.com - Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever
- ^ ultratop.be - Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever
- ^ lescharts.com - Children Of Bodom - Relentless Reckless Forever
- ^ Children Of Bodom New Album Info | Music News @ Ultimate-Guitar.Com - 2014年4月11日閲覧
- ^ Matt Hyde | Multi-Platinum Producer, Engineer & Mixer for Rock bands as varied as Porno For Pyros to Slayer - 2014年4月11日閲覧
- ^ Children Of Bodom Members Talk Christmas, Next Album In New Video Interview - Blabbermouth.net - 2014年4月10日閲覧
- ^ Children Of Bodom Frontman Discusses Band's 15th Anniversary On Full Metal Jackie's Radio Show - Blabbermouth.net - 2014年4月10日閲覧
- ^ Relentless Reckless Forever - Children of Bodom | AllMusic - Review by Greg Prato
- ^ Top 10 Metal Albums of 2011 - loudwire.com - 2014年4月10日閲覧
- ^ “Interview with JASKA from CHILDREN OF BODOM”. FESTIVALPHOTO. 2014年6月25日閲覧。