リバネス
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株式会社リバネス (英語: Leave a Nest Co.,ltd.) は、東京都新宿区に本社に置く日本の企業。小中高校生向けの実験教室や出前授業などの教育サービス、人材教育商品開発など、科学全般に立脚した各種事業を手がけている[1]。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル |
設立 | 2002年(平成15年)6月14日 |
業種 | 知識製造業 |
法人番号 | 4011101042232 |
代表者 |
丸 幸弘(代表取締役CEO) 高橋 修一郎(代表取締役社長COO) 井上 浄(代表取締役社長CKO) |
資本金 | 7,000万円 |
純利益 |
5億8,300万円 (2024年4月期)[2] |
総資産 |
50億9,500万円 (2024年4月期)[2] |
従業員数 | 64人 (2017年5月1日現在) |
決算期 | 4月末 |
概要
[編集]2002年、代表の丸幸弘[3][4]が修士2年生の時に設立[5]。当時メディアを賑わせた「理科離れ」に対処するために理系学生15名で設立された。理系修士号・博士号取得者のみで運営されている[6]。
小中高校生への理科教育を中心[6]に、理系のバックグラウンドを活かした情報発信、研究受託サービス、飲食店、植物工場設置導入、アジア展開コーディネートなどを手がける。企業理念は「科学技術の発展と地球貢献を実現する」[7]。
沿革
[編集]年 | 月 | 事柄 |
---|---|---|
2001 | 12 | 創業、教育事業を開始 |
2002 | 6 | 有限会社リバネス設立(資本金3,600千円)研究開発事業・バイオ実験キット開発事業を開始 |
2003 | 4 | 経済産業省バイオ人材育成システム開発事業受託 |
2004 | 資本金を10,000千円へ増資 | |
7 | 株式会社へ組織変更 | |
2005 | 1 | 有料職業紹介事業認可(許可番号:13-ユ-300411) |
3 | 資本金を11,500千円へ増資 | |
4 | 資本金を18,000千円へ増資 | |
2006 | 一般労働者派遣事業認可(許可番号:般13-301587) | |
2007 | 1 | 米国に100%子会社Leavanest America.Inc.を設立、米国にて教育事業を開始 |
2009 | 資本金を30,000千円に増資 | |
2010 | 3 | 資本金を46,000千円に増資 |
12 | シンガポールに80%子会社Leave a Nest Singapore,Private Ltd.を設立 | |
2011 | 8 | 米国に80%子会社Leave a Nest America,Inc.を設立 |
2012 | 4 | 資本金を60,000千円に増資 |
2013 | 10 | マレーシアにLeave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.を設立 |
『リバネス知識創業研究センター』を設立 | ||
12 | シードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」開始 | |
2014 | 2 | 『世界を変えるビジネスは、たった一人の「熱」から生まれる。』日本実業出版社より出版 |
3 | リバネスグループ琉球食鶏にて沖縄地鶏ブランド「福幸地鶏」を開発 | |
6 | 研究者・技術者が課題解決に挑むクラウドソーシング「ResQue」オープン | |
TECHPLANTER in SINGAPOREを開始 | ||
9 | 教員向け助成金「リバネス教育応援助成金」開始 | |
10 | 墨田区の浜野製作所と提携、ものづくり企業のインキュベーションプラットフォーム構築 | |
12 | 学校教員向けSNS「SENSEI NOTE」を運営するLOUPEと提携 | |
2015 | 1 | 平成26年度新宿区優良企業表彰 経営大賞(新宿区長賞)を受賞 |
3 | 日本人高校生向けシンガポール・グローバルリーダー研修を実施 | |
第1回リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー開催 | ||
4 | ユーグレナ・SMBC日興証券と「リアルテックファンド」設立 | |
『リバネス投資育成研究センター』を設立 | ||
6 | 農業×ICT×流通のベンチャー企業「ファームシップ」と業務提携 | |
TECHPLANTER in MALAYSIAを開始 | ||
7 | 第29回人間力大賞グランプリ、東京商工会議所奨励賞、日本放送協会会長奨励賞を受賞 | |
9 | 『リバネス研究キャリアの相談所』設立 | |
10 | Kuala Lumpur Engineering Science Fair 2015にて科学実験教室を開催 | |
11 | 極限環境生物学会にて最年少小学生ポスター賞受賞者を輩出 | |
企業と大学などの研究者によるオープンイノベーションを更に促進するためのWebソリューション「L-RAD」立ち上げ | ||
一般社団法人日本能率協会が実施する表彰制度「KAIKA Awards 2015」にて初代大賞を受賞 | ||
12 | サイエンスキャッスル研究費の立ち上げ | |
腸内細菌ボードゲーム「バクテロイゴ」発売 | ||
2016 | 2 | 熊本県・(株)肥後銀行・国立大学法人熊本大学・(一社)熊本県工業連合会と「次世代ベンチャーの発掘・育成に向けた連携協定」を締結 |
3 | TECHPLANTER in Silicon Valleyを開始 | |
4 | 『リバネスヒューマノーム研究所』を設立 | |
5 | 墨田区に『リバネスアグリガレージ研究所』を設立 |
リサーチア
[編集]リサーチア(ResearCheer)はリバネスが提供する研究者向けサービスの総称[8]。運営は人材開発事業部[9]。
提供しているサービスには
- リバネス研究費[10]
- 超異分野学会
などがある[11]。
リバネス研究費
[編集]民間グラント(研究助成・助成金) の一種。若手研究者向け(40歳以下)のグラントである[12]。リバネス独自および企業協賛のもとで募集が行われている。(c.f. 過去の研究費一覧[13], 採択案一覧[14])
脚注
[編集]- ^ Shogo Hagiwara「「知」の循環━━丸 幸弘(リバネス代表取締役CEO)」『GQ JAPAN』2011年8月18日 。
- ^ a b 株式会社リバネス 第22期決算公告
- ^ 「#236 問いがなくならない限り、いつも世界は驚きに満ちている」『マンモTV』2008年 。
- ^ 「丸幸弘 リバネス社長[週刊 経済羅針盤]」『起業家人物辞典』2008年6月29日 。
- ^ Daisuke Saito「理系博士が集まる最先端科学のネットワーク」『WIRED』第2巻、2012年1月4日 。
- ^ a b 吉村克己 「科学と教育とビジネスを巧みに結びつける異色の研究者集団(株式会社リバネス・CEO 丸幸弘)」 月刊『ニュートップL.』2012年12月号
- ^ 「株式会社リバネス 代表取締役CEO 丸 幸弘」『情熱社長』2014年1月 。
- ^ リサーチア(ResearCheer)は、リバネスが提供する研究者向けサービスの総称です。 > https://r.lne.st/about/
- ^ 運営 > 株式会社リバネス 人材開発事業部 > https://r.lne.st/about/
- ^ https://r.lne.st/grants/about/
- ^ リサーチアの提供しているサービスについて > https://r.lne.st/about/
- ^ リバネス研究費の申請資格は、40歳以下の研究従事者(課程在籍者も応募可)となっています。 > https://r.lne.st/grants/grants-faq/
- ^ https://r.lne.st/category/grant/grant-archives/
- ^ https://r.lne.st/category/grant/awarded/